「フォー・ルームス」(オムニバス作品 99分)
「ROOM321 お客様は魔女」(監督アリソン・アンダース)
裸になってヘンな踊りや儀式をしたり、魔女の1人と主人公のベルボーイがヤッたり、エロティックだった
「ROOM404 間違えられた男」(監督アレクサンダー・ロックウェル)
夫が主人公のベルボーイを妻の浮気相手と間違える話。
妻役の女優さんジェニファー・ビールスがベッピンさんで良かった。
妻のさるぐつわを外したりかませたりするのがコミカルだった
「ROOM309 かわいい無法者」(監督ロバート・ロドリゲス)
弟はタバコ、姉は栓の開いたシャンパンを持って、部屋には女の遺体、弟のタバコのポイ捨てが姉の持ってるシャンパンに引火して部屋は燃え盛り、外では花火が打ち上がってるとこの作品の修羅場が一番映像的にオモロかった
「PENTHOUSE ハリウッドから来た男」(監督クエンティン・タランティーノ)
ライターが連続で火がつかなかったら指を切り落とす仕事を頼まれたベルボーイが、あっけなく指を切り落とし、大金を貰って部屋を出て行く話
指を切り落とすという緊迫感を高めるだけ高めておいて、指を切る時はベルボーイがアッサリ切る緩急、そしてエンドロールが流れる中で指を切られて痛がってる男や指を持って指を切られた男を病院へ行かせようとアタフタしている周りの人達を撮る撮り口演出がコミカルだった
全般的に
退屈で居眠りしながら観ていた。期待していたアレクサンダー・ロックウェル作品はツマらず残念だった
一番オモロかったのはロバート・ロドリゲス作品「かわいい無法者」。タランティーノの緊迫感を高めるだけ高めた所でアッサリ指を切り、後は指を切られた男達がアタフタしているという撮り口もオモロかった
居眠りしながら観ていてまだらに記憶が飛んだが、もう一度観直したい気は起きなかった。
全体の時間も99分、一編一編の時間も短いけれど、部屋という狭い空間で、自ずとシーン的な凄さより会話の面白さでもたせる作品ばかりだったので、アメリカ文化や英語が分からないと楽しめず、退屈で、期待が大きかっただけに残念だった作品