「男はつらいよ お帰り 寅さん」(監督 山田洋次 116分)
話の内容は満男と泉のラブロマンス
満男の夢も寅さんの夢のようなコミカルさが欲しかった
桑田佳祐の主題歌はナカナカ良かった。間奏の時の夕焼けの帝釈天の鐘の音も良かった
タコ社長、おいちゃん、おばちゃんが亡くなり、世代が一つ上がり、寅さん、さくら、博がおじいちゃんおばあちゃん世代、満男、泉が親世代、満男の娘が子世代というのが寂しかった
別れ際に孫娘のユリがさくらの頬にキスするのが良かった
「結婚は必要ではなく愛し合うからするんじゃないの?」と言うユリのセリフが良かった
編集長がハゲた髪をとかしているのがコミカルだった(編集長と満男の担当者の高野さんの「セクハラ」会話もコミカルなやり取りだった)
泉の国連の戦争難民問題に取り組む仕事が良かった(ボスニアの、父親は第一次世界大戦、夫は第二次世界大戦、息子と孫はボスニアの内戦と四世代を戦地に送り込んだ老女のエピソードも良かった)
リリーの店が落ち着いた雰囲気で良かった。リリーの頻尿もコミカルだった
朱美がタコ社長似ですぐ怒るというのが良かった
優しく温かく仲の良い満男の両親と荒んで冷え切っている泉の両親とのコントラストが良かった(母親は施設内でもタバコを吸おうとし、満男の車の中でも酒を飲み、泉の言葉に怒って走っている車のドアを開けて降りようとしたり、ガサツで情緒不安定、父親は泉にクシャクシャの一万円札を「孫の絵本代」として渡しておいて、泉が帰ってから満男に二万円をせびり取るセコビッチで二人とも荒んでいたのが笑わざるを得なかった)
志らくの元フランス大統領というギャグが介護施設の老人達にウケないというのがコミカルだった
介護施設の屋上から観覧車が見えるシーンが良かった
とら屋の店は変わっても奥の間取りは変わらないというのが良かった
成田の窓の外に止まってる飛行機のシーンが良かった。満男と泉の別れのキスシーンも良かった
満男の担当者の高野さんが傘をさして雨に濡れた石段を降りてる背後に電車が走るシーンが良かった
全般的に
寅さんの回想シーン、満男と泉が若かった頃の回想シーンが上手く挿入されていて楽しかった
ボク的には泉の仕事が国連の難民問題を扱うという設定と泉の両親が荒んでいて笑わざるを得ないという感じがとても良かった
わざわざ新作を作っただけの事はある男はつらいよの50作目