「カメラを止めるな!」(上田慎一郎 96分)
話の内容は、ゾンビ映画を撮ってる現場に本物のゾンビが現れるという映画を作るタイヘンさを撮った作品。
最初のゾンビ映画はワンシーンワンショットの30分。ゾンビ映画でバカバカしいと思い観るのを敬遠していたがナカナカ良かった。ヒットしたのも納得。
ゾンビ映画の建物通路入り口からも出口からもゾンビがやって来て挟みうちするシーンが良かった
ゾンビ映画の頼りにしていた強いメイクさんが人間なのに味方の主人公を襲い出す演出がオモロかった
ゾンビ映画が終わった後の撮影現場での伏線回収やトラブル(特にカメラマンが途中で代わり撮り口も変わるというのがとても良かった)も面白く、最後のピラミッドクレーン撮影も良かった。
製作を依頼したTV局は現場のドタバタを知らず、「トラブルも無く無事終わった。飲みに行こう。」と気楽に笑っているのも良かった(テレビ局のやり手のおばちゃんの女優もボク的に良かった)
全般的に
ふと伏線の回収の発想がクェンティン・タランティーノの「レザボアドッグス」に似ているなと個人的に思った。
本当にヒットしただけ、話題になっただけの事はあると思った作品