「海外特派員」(監督アルフレッド・ヒッチコック 120分)
オランダの雨が降る中での射殺シーン、犯人が傘を差した群衆の中を逃げ、主人公が追うシーン(傘が犯人や主人公が通ると動く)車での追跡シーン(家から出てきた人が道を渡ろうとすると犯人の車が通り、又渡ろうとすると主人公の車が通り又渡ろうとすると警官の車やバイクが通り渡るのを諦めて家に戻るという撮り口がオモロかった)などが良かった
風車の回転が飛行機を止める合図になっている、風車内で風車の歯車にスーツの上着がからむなど風車小屋のシーン演出が良かった
ホテルでニセ刑事と警官から逃げる演出が良かった(特に窓から屋上づたいに逃げる時にホテルのネオンに触ってネオンがショートし、「HOTEL EUROPE」が「HOT EUROPE」になり一触即発の欧州と今にも戦争が起こりそうな状況を説明する看板になるのがオシャレだった)
主人公の恋人の父親がスパイのボスというのがまだるっこしかった。父親に頼まれた殺し屋が展望台で客や周りを気にしながら主人公を突き落とそうとして自滅するのがコミカルだった
殺し屋が自滅した後から旅客機に乗るまでは、居眠りしていて記憶がない
寝ていた部分
娘を誘拐してスパイのボスの父親にヴァン・メアの居所を吐かせようとするが、娘が帰ってきて失敗する
伝言メッセージに余計なことも言って伝言者を困らせる演出がコミカルだった
敵のアジトで、フツーの眼鏡をかけたオバさんが銃を隠していたり銃口をつきつけたりするのが怖かった
敵のアジトの階段を昇るシーンの撮り口が良かった
何故ヴァン・メアも殺さずに生かしていたのかも分かった(ヴァン・メアしか知らない条項を聞き出すため。ライトあてたり音楽流したりと軽い拷問で吐かせようとするのも良かった)
ドイツの軍艦の発砲で旅客機が海に墜落し、機内に水が入ってくる中必死で機体の上に逃げるシーンは迫力があった(イーストウッドの「ハドソン川の奇跡」を思い出した)
全般的に
所々居眠りしながら観ていた。アムステルダムの会議に行くまでは退屈だし、スパイのボスが恋人の父親なので思いっきり戦えないというのもまだるっこしかった
しかし雨のアムステルダム、風車小屋に忍び込む主人公のハラハラ感、ホテルでの逃亡、展望台での突き落とし自滅、そして最後の旅客機墜落の迫力など面白いエピソードもいくつかあった。
この作品昔映画館で観ているのたが、その時も居眠りしてストーリーが飛んだ記憶がある。「海外特派員」ボクはどうも苦手だと改めて思った作品