「希望のかなた」(監督アキ・カウリスマキ 100分)
話の内容はアキ・カウリスマキが描く難民問題
石炭のタンカーで密入国して全身真っ黒というのが良かった
結婚指輪と家の鍵を置いて出て行く男、その結婚指輪を灰皿に捨てその灰皿にタバコを揉み消す女という撮り口で別れを描いていたのが良かった
「レストランをやりたい」と言ったら「不景気だから酒を飲むし、好景気ならなおさら飲むからレストラン経営はいい」と応えるセリフが良かった
駅の弾き語りの音楽が良く、主人公がお金を入れるのが良かった
排外主義者達から逃れてバスに乗ったら、排外主義者が持っていた酒ビンをバスの窓に投げて、酒ビンが割れるという撮り口が良かった
カジノのポーカーで店の軍資金を作るのが良かった(最後のサシの勝負で勝つ演出、賭けチップが回転しているショットを最後撮る所が良かった)
老人二人のギター弾き語り(農業の歌)が良かった(難民仲間と二人でビール飲むバー)
シリアは安全で難民申請は認められず、強制送還の手続きが決定した後に、シリアの酷い状況がニュースで流れるという演出が良かった
難民保護施設から消火器でドアのガラスを割って逃亡し、警報ベルと犬の鳴き声がけたたましく鳴り響くのが良かった。その後のバンドの音楽も良かった
フィンランド解放軍(排外主義者)にオイルかけられて焼かれそうになった時に居合わせた人達に助けられる演出が良かった
ゴミ置場の殴り合いが良かった
行政のお店点検で犬と一緒に隠れていた主人公が「この犬は賢い。アラビア語を教えたら仏教からイスラム教に改宗したよ」と言うギャグが僕的に良かった
無茶苦茶な寿司屋の開店準備(最後ドラが鳴り開店)、客を送り出した後の招き猫のショットが良かった。
寿司屋の次はバンド呼んでダンスミュージックを流し、客が踊るダンス・音楽が良かった
運送屋のトラックの車体の底に主人公の妹を隠して密入国させ、その運送屋が「素敵な配送をしたのでお金はいらない」と言ってお金を受け取らなかったのが良かった
最後排外主義者に腹を刺されるけど、妹も無事見つかり、木に寄りかかりながらタバコ吸って終わるラストもとても良かった。最後にかかる音楽も良かった
全般的に
哀愁のあるメロディアスな音楽が作品全般に溢れていたのが良かった
難民達の問題・環境・生活がとても上手く描かれていた
アキ・カウリスマキ独特のユーモアがあって楽しめた、アマゾンプライムで追加料金400円出して観たかいがあった作品