「さすらいの女神たち」(監督:マチュー・アマルリック 111分)
楽屋裏から始まるオープニングが良かった。
ネオンのクレジットが良かった(バックにかかっていた音楽も良かった)。
青い派手な衣装のオバチャンのピアノ弾き語りが良かった。
ホテルから車で出発するシーンを、ホテル内からフロントガラスを拭いている清掃人越しに撮っていたのが良かった。
スチュワーデスの制服を盗むのは、企画は面白かったが、撮り口はイマイチだった。
電車内の路線図に口紅でこれから行くルートを書き込む演出が良かった。
楽屋に衣装を持ってきた若い男に赤髪のオバチャンがキスするのが良かった。
ステージのパフォーマンスを指導している主人公の後ろで、男二人がバトミントンをやっているというのが良かった(画面にアクセントがつく)。
ピザのスクーターがやって来て、建物から出てきたオバチャン達が騒ぎながらピザを取って、再びオバチャン達が建物内に入った後男がピザ宅配に金を払うシーンが良かった(ちょっとしたシーンだけれど撮り方が考えられていて面白いとボク的には思った)。
アメリカンな下着に挟んだお金を食べだし、食べた後お尻の穴から紙を出して、その紙を持ってクルクル回るダンスを踊るオバチャンが最高だった(アメリカのお金至上主義の資本主義に対する皮肉にボクには見えた。あとオバチャンの体型が「土偶」そのものだったのも面白かった)。
スクリーミング・ジェイ・ホーキンスの「I PUT A SPELL ON YOU」をバックにオバチャンがストリップするのが良かった(この曲を使うなんて監督はジャームッシュの「ストレンジャー・ザン・パラダイス」好きなんだろうなと思った)。
バーレスクの大騒ぎのショーとガソリンスタンドの静けさとのメリハリが良かった(ガソリンスタンドにいたオバチャンが年取ってる割にはチャーミングでボク好みだった)
結婚式に来ていた子供達がドアの外にいる中で、刺青オバチャンが男をトイレに連れ込んでSEXする演出が良かった(子供達が「動物がいるみたい」と話し合っているのが面白かった)。
店内入口のピンボールを打っているガキのシーンを観て、「店の入口のピンボールはゴダール初期の映画の小道具として良く登場したなぁ」という事を思い出した。
不倫相手に奥さんの子供連れで劇場確保を頼みに行く主人公というのが面白かった。
ショーが始まる前、ショーの事を気にしながら、子供を寝かせる為に話した即興の昔話が面白かった。話が超テキトー・行き当たりばったりで子供が「もういい」と言うのも良かった。
子供がロビーで寝ている時にピアノのオバチャンが歌いだした歌が良かった。
ストリップしながら風船の中にオバチャンが入るパフォーマンスが良かった。
主人公が舞台脇から刺青オバチャンの羽踊りを観ているショットで、羽踊りの影が舞台奥に映っているシーンが良かった。
刺青オバチャンと主人公がトイレに行く時のギター弾きのおっさんの歌が良かった。
レジのオバチャンが昨日オバチャン達の舞台を観た興奮からいきなりストリップを始めて、それを観ないで逃げていく主人公達を、商品を投げながら口汚く罵る演出が良かった(レジのオバチャンが見るからに欲求不満のオバチャンだったのも良かった)。
刺青オバチャンが車から降りてモーテルで道を聞くが、車に戻ってきて「全くわからなかった」と言う企画は面白かったが、撮り口はイマイチだった。
空っぽの室内プールでスケボーするシーンが良かった。
最後にかかったパワフルな音楽も良かった。
全般的に
フランス映画らしいストーリーの訳の分からなさと問題解決せずモヤモヤのまま終わる終わり方はあったが、一つ一つのエピソード・演出・撮り口には面白い所が多々あった。
だらしない体型のオバチャン達の肉感的な魅力(ブヨブヨの腹まわりに重そうなデカイパイオツ)がきちんと出ていたのが良かった。
ストリップを恥ずかしがって思い切りに欠けるオネェちゃん(ちょっと若い)とガソリンスタンドのオバチャンがボク的にはナカナカ良かった。
手前で人が何かやっていて、奥で人が右往左往しているという構図・撮り口が印象的だった。
音楽のセンスも良く、フランス映画の割には訳の分からなさも少ないとボク的には思うし、オバチャン達も魅力的に撮れていて、ナカナカ楽しめる佳作。
楽屋裏から始まるオープニングが良かった。
ネオンのクレジットが良かった(バックにかかっていた音楽も良かった)。
青い派手な衣装のオバチャンのピアノ弾き語りが良かった。
ホテルから車で出発するシーンを、ホテル内からフロントガラスを拭いている清掃人越しに撮っていたのが良かった。
スチュワーデスの制服を盗むのは、企画は面白かったが、撮り口はイマイチだった。
電車内の路線図に口紅でこれから行くルートを書き込む演出が良かった。
楽屋に衣装を持ってきた若い男に赤髪のオバチャンがキスするのが良かった。
ステージのパフォーマンスを指導している主人公の後ろで、男二人がバトミントンをやっているというのが良かった(画面にアクセントがつく)。
ピザのスクーターがやって来て、建物から出てきたオバチャン達が騒ぎながらピザを取って、再びオバチャン達が建物内に入った後男がピザ宅配に金を払うシーンが良かった(ちょっとしたシーンだけれど撮り方が考えられていて面白いとボク的には思った)。
アメリカンな下着に挟んだお金を食べだし、食べた後お尻の穴から紙を出して、その紙を持ってクルクル回るダンスを踊るオバチャンが最高だった(アメリカのお金至上主義の資本主義に対する皮肉にボクには見えた。あとオバチャンの体型が「土偶」そのものだったのも面白かった)。
スクリーミング・ジェイ・ホーキンスの「I PUT A SPELL ON YOU」をバックにオバチャンがストリップするのが良かった(この曲を使うなんて監督はジャームッシュの「ストレンジャー・ザン・パラダイス」好きなんだろうなと思った)。
バーレスクの大騒ぎのショーとガソリンスタンドの静けさとのメリハリが良かった(ガソリンスタンドにいたオバチャンが年取ってる割にはチャーミングでボク好みだった)
結婚式に来ていた子供達がドアの外にいる中で、刺青オバチャンが男をトイレに連れ込んでSEXする演出が良かった(子供達が「動物がいるみたい」と話し合っているのが面白かった)。
店内入口のピンボールを打っているガキのシーンを観て、「店の入口のピンボールはゴダール初期の映画の小道具として良く登場したなぁ」という事を思い出した。
不倫相手に奥さんの子供連れで劇場確保を頼みに行く主人公というのが面白かった。
ショーが始まる前、ショーの事を気にしながら、子供を寝かせる為に話した即興の昔話が面白かった。話が超テキトー・行き当たりばったりで子供が「もういい」と言うのも良かった。
子供がロビーで寝ている時にピアノのオバチャンが歌いだした歌が良かった。
ストリップしながら風船の中にオバチャンが入るパフォーマンスが良かった。
主人公が舞台脇から刺青オバチャンの羽踊りを観ているショットで、羽踊りの影が舞台奥に映っているシーンが良かった。
刺青オバチャンと主人公がトイレに行く時のギター弾きのおっさんの歌が良かった。
レジのオバチャンが昨日オバチャン達の舞台を観た興奮からいきなりストリップを始めて、それを観ないで逃げていく主人公達を、商品を投げながら口汚く罵る演出が良かった(レジのオバチャンが見るからに欲求不満のオバチャンだったのも良かった)。
刺青オバチャンが車から降りてモーテルで道を聞くが、車に戻ってきて「全くわからなかった」と言う企画は面白かったが、撮り口はイマイチだった。
空っぽの室内プールでスケボーするシーンが良かった。
最後にかかったパワフルな音楽も良かった。
全般的に
フランス映画らしいストーリーの訳の分からなさと問題解決せずモヤモヤのまま終わる終わり方はあったが、一つ一つのエピソード・演出・撮り口には面白い所が多々あった。
だらしない体型のオバチャン達の肉感的な魅力(ブヨブヨの腹まわりに重そうなデカイパイオツ)がきちんと出ていたのが良かった。
ストリップを恥ずかしがって思い切りに欠けるオネェちゃん(ちょっと若い)とガソリンスタンドのオバチャンがボク的にはナカナカ良かった。
手前で人が何かやっていて、奥で人が右往左往しているという構図・撮り口が印象的だった。
音楽のセンスも良く、フランス映画の割には訳の分からなさも少ないとボク的には思うし、オバチャン達も魅力的に撮れていて、ナカナカ楽しめる佳作。