「塔の上のラプンツェル」(監督:ネイサン・グレノ 101分 http://www.disney.co.jp/movies/tounoue/)
話の内容は不思議な髪を持つ女の子ラプンツェルの大活躍。
灯籠を空に飛ばすという演出が良かった。
ラプンツェルが歌いながら自分の日常生活を紹介するシーンが良かった。
悪党仲間を出し抜くフリンが良かった。
髪なのでティアラが冒険のきっかけになるというのが良かった。
カメレオンが耳に舌を入れてフリンを起こすのが良かった。
たんぽぽの綿毛が風に吹かれるのが良かった。
荒くれ者達が自分達の意外な夢を語りだす酒場での歌のシーンが良かった。
衛兵に追われ、仲間の悪党二人に待ち伏せされ絶体絶命の中を切り抜けるラプンツェルとユージンが良かった(衛兵とフリンの剣とフライパンでのチャンバラ。馬が剣の腕が立つ所(馬とフリンのチャンバラも面白い)。ラプンツェルの髪を使ったアクロバティックな脱出。水攻め。などが良かった)。
髪が自由自在・伸縮自在に伸びる・光る・傷を治すと髪の効果を最大限使っているのが良かった。
馬をたらしこむラプンツェルが良かった。
ラプンツェルの髪の毛で縄遊びをしたり、花飾りをつけたりする街の女の子達の演出が良かった。
バイオリン演奏による街中でのダンスシーンが良かった。
ゴンドラに乗って水上から空飛ぶ灯籠の光を観るラプンツェルとユージン(フリンの本名)が良かった。
王様が灯籠を飛ばし町中の人達が次々灯籠を飛ばしていくシーン(街中に灯籠の明かりが灯り、灯籠の飛ぶ数が多くなっていく)が良かった。
偽の母親の策略で、ユージンがラプンツェルを騙したように仕向けて、ラプンツェルが自発的に偽の母親の所に帰らせる演出が良かった(ただし何故ユージンがティアラを持って城の方に船を漕いでいったかは意味不明)。
捕まえられたユージンを荒くれ者達が助けに来たり、仲違いしていた馬とユージンが和解して協力する演出が良かった。
カメレオンを平気で蹴飛ばす偽母親の非道さが良かった。
ユージンがラプンツェルの髪を切る演出が良かった(髪を切った事で魔法が解けて、偽母親は年老いて塔から落ちて死ぬ)。
ショートも似合うラプンツェルが良かった。
ラプンツェルの涙でユージンが生き返るシーン・演出も良かった。その後のキスも良かった。
エンドクレジットのスケッチ風の絵もオシャレだった。
全般的に
キャラクターが皆味があり(特に主人公のラプンツェルが特徴の髪を最大限活かして活き活きと描かれていた所が良かった)面白かった。ストーリーもとてもいい話だし、灯籠が光りながら夜空に飛んでいくシーンも良かった。
声優はユージンの声優さんも良かったし、宝塚出身の剣幸の偽母親の声と歌はさすがだった。しかしなんと言っても一番驚いたのは中川翔子。ボクはしょこたんファンなので贔屓があるのかもしれないが、声が良かった(いつもの声とは違う)のはもちろん、歌がとても上手いのには驚いた(ボイストレーニングをきちんとしているのだろうと思った)。
演出も面白く、シーン的にもいいシーンがあり、ハッピーエンドで観た後味もとても良い。ディズニー長編アニメ50作品記念に相応しいとても良く出来たCGアニメ映画の傑作。
「キザオモシロす!!メポ!!」心にそう願うディズニー将軍の凄さに改めて度肝を抜かれる長七郎であった。「悪魔の会社のマスコットキャラ(ミッキーマウスの事)だよ!!」byバート。