よく市内の広報で行方不明の放送をしていたりする。

 

自分にはまったく関係ないことだと思っていたけど、いざ親が認知症になったら、

 

行方不明の放送は他人事ではない。

 

母も広報での捜索ではないが、すでに2度ほど迷子で警察にお世話になった。

 

一度目は通院先から一人で歩いて帰ろうとしたところ、家がわからなくなり、通りかかった親切な人が警察まで送ってくれた。

 

 

 

 

そしてその半年後には、

 

 

 

今度は電車での外出中に迷子になってしまった。

 

正直広報で放送なんて規模ではなく・・・

 

東京駅か品川あたりでの乗り換えを含む片道4~5時間の距離。

 

父がいる駅から40分はなれた駅で見つかった母。

 

もう視覚障害の父が認知症の母を電車で連れていくのはこれが限界、これが最後って思った。

 

 

 

なのに・・・それから半年以上・・・

 

また行ってしまった・・・

 

父は 一度迷子にさせてるのに「大丈夫でしょ」の一点張りだし。

 

たしかに、たしかに契約の問題とかで直接行かないといけない。

 

こっちの都合でその日時が決められず、母がショートステイできなかった。

 

じゃぁ弟や私が見るかといったら、

 

私ならもう少し早く言ってもらえれば調整できたかもだけど、さすがに前日に言われてもどうにもできず。

 

 

結局父にまかせるしかなかった。

 

もうどうしていいか分かんないし、どうしたらいいの?!

 

どうもできないよ、分かんないよ と悶々

 

結論から言えば、得に問題なく往復し帰路についた。

 

 

それは結果がよかったから言えるはなしで。

 

正直この話を父が出かける前にブログに書くかと言えば、それは控えたいし、

 

もしそこで何かあったなら後悔することもあるかもしれないけど、

 

でも何もできないのも事実で、結局は結果がすべて。

 

 

だから今があるのだけど、

 

なんか色々ジレンマを感じる・・・

 

 

ちなみに・・・

 

見てくれなんてどうでもいいのだけど

 

白杖をもつ視覚障害の父(目は外斜視)と、背中がこぶのようにまがっている認知症の母

 

まわりからどう見えるんだろうって、

 

優先席はゆずってもらえたかな・・・

 

まぁ父はマラソンしてるくらいで、座らなくても大丈夫そうだから、母が座れるようにアシストしてくれてるのかな・・・