こんにちは。

 

だいぶ久々になってしまいましたあせる

 

 

最近は雨が多く、気温も上がってきましたね。

 

梅雨時はお天気も体もなかなかすっきりしませんが、

 

休める時はしっかり休息してリフレッシュしましょうニコニコ

 

 

さて、このブログでは妊娠線予防ケアを中心に

 

マタニティケアについて色々な角度からお話ししています。

 

 

今回のテーマは

 

「夏の肌ケアはサッパリ系がいいの?」です。

 

妊娠線予防クリームについても

 

一部レビューを書いていますので

 

ぜひ読んでみてくださいね。

 

 

化粧水やクリームを作っている要素

さっぱり系しっとり系を説明する前に

 

基礎化粧品の構造について見てみましょう。

 

 

肌ケアに欠かせない化粧水や乳液、そしてクリーム。

 

それぞれ全然違うものというイメージがありますが、

 

これら液状の化粧品は基本的に構造が同じです。

 

主な要素は3つ。

 

水溶性成分

油性成分

界面活性剤

 

水分と油分を界面活性剤で乳化して(混ぜ合わせて)います。

 

その配合によって化粧水か乳液かクリームかという

 

カテゴリーが変わるのです。

 

 

ほとんどの場合この構造なので、以前このブログでご紹介した

 

ミルポッシェオーガニクスのボディケアクリームは

 

乳化するのに界面活性剤を使用していない珍しい例です。

 

 

化粧水には油分はほぼ含まれず、90%以上が水で

 

そこに水性の保湿成分が含まれます。

 

製品によってはそれにプラスして界面活性剤やその他の成分が入っていることも。

 

 

乳液には油分が少し入っていて、

 

クリームだとその油分の配合が多くなります。

 

 

ただ、厳密なパーセンテージが決まっているわけではないので

 

同じ「乳液」という名前でも製品によって配合量は異なります。

 

 

ちなみに「美容液」も同じ構造で、水分の割合が多めです。

 

 

さっぱり系としっとり系の違いは?

含まれる水分や油分の割合で

 

化粧品のカテゴリーが変わってくるということですが、

 

それはもちろんテクスチャーの違いにもなります。

 

 

クリームは油分が多いので、塗った時の感じも

 

化粧水や乳液より重いですよね。

 

 

だからといって、さっぱり系の化粧水に油分をプラスすれば

 

しっとり系になるかというとそうではありません。

 

 

基本的に化粧品の「さっぱり」「しっとり」は使用感の違い

 

ということが多いようです。

 

 

使用感というのは、簡単に言うと塗った後の肌に残る感じです。

 

軽くてスッとなじみ、塗った後もサラッとしているのが「さっぱり」、

 

とろみがあったり重さがあったりして、塗った後ももちもちした肌が

 

続くようなものが「しっとり」とした使用感だと言えます。

 

 

この使用感を変えるのは油分というよりも保湿成分です。

 

例えば水溶性成分ではグリセリン、ヒアルロン酸、

 

油性成分ではセラミドなどがよく使われます。

 

こうした成分によって塗った後も肌表面はしっとりします。

 

 

また、「さっぱり」と名前がついているものの中には

 

清涼感を感じられるようにアルコール(エタノール)が

 

含まれているものもあります。

 

アルコールは肌への刺激が強いこともあるので注意が必要です。

 

特に妊娠中は通常より肌が敏感になっているので

 

アルコールフリーのものを選びたいですね。

 

 

化粧水やクリーム選びのポイント

夏は肌に残りにくいさっぱりタイプの基礎化粧品が心地よいかもしれません。

 

ただ、前述した通りアルコールなど、肌自体には良くない成分も

 

入っていることがあるのです。

 

とろみをつけるために入っている合成ポリマーなども良くありません。

 

 

使用感の好みはあると思いますが、化粧水やクリームを選ぶときは

 

肌にとっての刺激の少なさが一つのポイントです。

 

 

ホルモンバランスの変化によって妊娠中の肌は乾燥しやすくなっていたり

 

体型の変化に柔軟性がついていかなくなっていたりします。

 

これが妊娠線の大きな原因なので、

 

肌に潤いを与え、肌の柔軟性を高めることが大切です。

 

 

夏でも「さっぱり」タイプにこだわらず

 

肌に優しいかどうかを見極めましょう。

 

 

 

実際にこのクリームを使ってみました

 

こちら、使ってみました。

ミルポッシェオーガニクス

ミルポッシェオーガニクス ボディケアクリーム(160ml)¥2,700+税

 

普通、水分と油分を混ぜ合わせるのには界面活性剤を使用するのですが、

 

こちらのクリームは三相乳化という特殊な技術を使って乳化しているので

 

界面活性剤が一切使われていないそうです。

 

刺激となる成分が無くなるようにこだわり抜いていますね。

 

 

使用感は、乳液のようなテクスチャーで塗りやすく、

 

でも塗った後はしっとりとして肌が柔らかく感じました。

 

しかもその感じが長く続きます。

 

かすかに優しい香りがしますが、合成香料は不使用だそうです。

 

個人的にポイントが高かったのはクリームの伸びの良さで、

 

1プッシュで広い範囲にスルスルと塗れます。

 

季節に関係なく気持ちよく使えますし、

 

ポンプタイプというのがお風呂上がりに便利で毎日続けられますよニコニコ

 

 

 

過去の妊娠時に使用したのは、

 

MARKS&WEB

 

ハーバルボディ&ハンドローション(250ml)¥1,960(税込)

 

妊娠線予防専用ではないものの、無香料のものが選べて優しい印象。

 

妊娠線の予防として使用してもOKということで

 

妊娠前から使用していたものを継続する形で使っていました。

 

軽い塗り心地でこちらも季節を問わず使えます。

 

 

ただし改めて調べるとカルボマーという高分子ポリマーが入っていました。

 

合成ポリマーの中ではかなり低刺激の成分のようですが、

 

妊娠線予防専用のクリームだと合成ポリマーを不使用としているものも

 

多いので、個人的には入っていない方が嬉しいですね。

 

 

妊娠前からのボディクリームをそのまま使用する方もいると思いますが、

 

妊娠線用のクリームは低刺激となるように作られていたり

 

肌の柔軟性を高めてくれたりするので(過去記事はこちら→

 

ぜひ自分に合った妊娠線クリームを使用してみてください。

 

 

 

最後に

いかがでしたか?

 

「さっぱり」という名前だと夏に使いたくなりますが

 

大事なのはさっぱりすることよりも、肌に良い成分かどうかだと思います。

 

あまり気にしていなくても、

 

妊娠中は香りの感じ方や肌の状態も変わっていますので

 

そうした面でいつもより優しい製品を選びたいですねニコニコ