6月はなかなか記事がかけなくて申し訳ありませんでした。
おかげさまで山は越えた感じです
さてさて、今回のことは、「産後うつあるある」というよりは
「産後あるある」なのかもしれないのですが・・・
お産の前後、また産後の入院期間に、
助産師さんや看護師さんに厳しい言葉や傷つくことを言われて
それが、ずーっと傷になっているというお母さんが多いなぁと
つくづく思います。。。
もちろん、素晴らしい助産師さん、看護師さんもいらっしゃると
思うのですが・・・
サロンを開いていて、産後のことを聞く時に、ほとんどのお母さんが、
産後にショックだったり、傷ついたことをお話されます。
また、これはうつのお母さんだけでなくて、普通のお母さんの間でも
同じような話を聞くことがあります。
私もそんな一人です。
下の子は破水後32時間で産まれたんですが、破水した日は、
運悪く?休日だったんですね。
そこから、「帝王切開の可能性があるので飲食禁止」と言われ、
24時間は点滴のみ・・・
24時間を過ぎると、色々危険もあると何かで読んだこともあったし、
内診すらしてもらえない状況が怖くて、不安で、
24時間経った頃に泣いてしまいました。
「赤ちゃんはいつ産まれるんですか?大丈夫なんですか?」と・・・
破水は早朝だったので、24時間を数時間過ぎて9時か10時頃から
陣痛促進剤を打ったり、超音波で羊水の量をチェックしたり、
赤ちゃんの位置を確認するためにレントゲンを撮ったり・・・
そんなうちに、それ以前も陣痛はあったのですが、
動けなくなるような、間隔があかないような陣痛が突然来て、
お産になり、お産も急だったので、赤ちゃんの頭を戻してイソジンを塗り、
先生が間に合わずに会陰裂傷となって、出産しました。
陣痛が長かったために出血が多く、
ガクガク震えて意識朦朧となっていた時・・・
新人助産師「今回の場合は分娩時間は何時間になるんですか?」
先輩助産師「このお母さん、朝はいつ産まれるんですかって
泣いてたんだよ~(笑)
だから、動けなくなってからの時間で良いんじゃない?」
新人助産師「えーと・・・」
先輩助産師「今2時○分だから、1時間○分で良いよ(笑)」
私は、破水2日前に陣痛で入院してるんです・・・。
3日耐えたつもりでしたが、母子手帳上は1時間○分の超安産に
なっています。
でも、分娩時間はとりあえず良いんですが・・・
私のお産は、助産師さんに笑われるようなお産だったのかと、
笑われるような馬鹿にされるような母親だったのかと、
とても悲しくなりました。
子供は破水から時間が経っていて、感染症のため熱を出して
入院(元から入院ですが・・・)となり治療を受けました。
帝王切開でも、陣痛促進剤を使っても良いから、
無事に出産したい、赤ちゃんが心配という気持ちで泣いたのに、
気持ちが伝わってないこと、笑われたことがショックでした。
産後も会陰裂傷と痔と後陣痛が痛くて眠れず、
座るのもまともに出来ず、痛み止めをもらおうとすると、
「痛み止め使うと子宮の戻りが悪くなりますよ」とは
言われました。
でも、使わずにはいられず、痛み止めを使った時に
赤ちゃんの世話や授乳をしました。
退院時、子宮の検査をすると、「子宮の戻りが悪い」と
言われました。
「痛み止めいっぱい使ってたもんね~」と言われました・・・。
痛み止めを使った自分が悪いのか、我慢が足りないのか・・・
ちなみに、この2人目を出産した病院は、上の子の時に
産後に鬱になり、その病院の精神科を産前に受診したことも
わかっている病院です・・・。
大きな総合病院ですが、それでも・・・です
もし、お産にかかわる助産師さんや看護師さんがいたら、
せめて、精一杯のお産を馬鹿にしたり、笑わないでほしいです。
30%ぐらいはマタニティーブルーになり、10%ぐらいは産後うつ病に
なるんです。
それを頭に置いて、全て優しくなくても良いので、
温かく接してほしいです。
あとは、産前産後、助産師さんや看護師さんの言葉や態度に
傷ついているお母さん・・・。
「あるある」と書きましたが、9割以上のお母さんは何かしら
傷ついています。
みんながそうだから、気にしないで、とは軽くは言えないです。
私も、この話をする時は10数年経っても泣きそうになるので・・・。
しかし!
温かい言葉をかけてくれた助産師さん、看護師さん、お医者さん、
病院のスタッフさんもいらしたと思います。
その方のことをそっと思い出しましょう
私は、子宮の検査後は退院まで痛み止めを我慢しました。
1人目の時にも子宮復古不全になったので、今回はちゃんと子宮を
戻したい、痛み止めを使わなければ、早く戻るんだろうと・・・
でも、いよいよ退院という時に、痛みで動けなくなってしまったんです。
気がついた助産師さんor看護師さんが状況を聞いてくれて、
「痛み止めは、痛い時のためにあるんだから、使って良いんだよ。」
と言ってくれました。
そして、もう退院の支度もしていたので、病院のトイレで、
痛み止めの座薬を入れてくれました。
その時に、裂傷と痔の状況を見て、
「これは辛かったね、お母さん・・・。」と言ってくれました。
わかってくれる人もいるんだと、ポロポロ泣いてしまいました。
そういう、温かい言葉をかけてくれる人もいるんです。
そういう人になりたいですね・・・
2人目のお産を思い出す時は、こちらの良い思い出も思い出すように
しています