泣く子を授かったお母さんへ | ママブルー仙台 のブログ

ママブルー仙台 のブログ

出産後にブルーな気持ちになっているお母さんや、
産後うつのお母さん向けのサロンです。
仙台にあります。
現在は、ZOOMでサロンをしているので、どこからでも参加できます。

仙台で、生後4ヶ月の赤ちゃんが、お母さんに殺されるという
悲しい事件がありました。

昨日の夕方、ニュースで見て、
それから、できる限り、ニュースの動画や、ネット上のコメントなどを
読みました。

色々なご意見、感想があるかと思います。

真相は、お母さん本人にしか、わからないこともあると思いますが、
日頃から虐待をしていたわけではないようです。
「泣き止まなかった」、ということをお話しになっているようなので、
子供が生後4ヶ月だった頃を思い出しました。
「4ヶ月は、私も一番しんどかったかもしれない・・・」
というのが、私の最初の思いでした。

生後4ヶ月(産後4ヶ月)・・・

ぐっすり眠って機嫌の良い「あまり泣かない赤ちゃん」と
ミルクor母乳をあげても、おむつを替えて、抱っこしても、
「泣く赤ちゃん」にはっきりわかれてくる気がします。

そして、お母さんの方も、
体調や体型などがほぼ戻り、生理が始まったりして、
首の座った赤ちゃんを抱っこして、外出出来るお母さんもいれば、

いつでも泣く赤ちゃんの世話で、
慢性の睡眠不足、体力不足の上に、
周りから・・・それはお母さんのことを思ってだとは思うのですが、
「○○すれば夜泣きはおさまる」
「泣いているのは○○だから」
などと、お母さんの接し方が原因で、赤ちゃんが泣くような
アドバイスをされて・・・
アドバイス通りにやってみたり、
色んな夜泣きや、泣き続けることへの対処方法を調べ、
一通りやり、それでも赤ちゃんが泣いて、泣いて・・・
もう、どうしようもない、という疲れ切ったお母さんもいると思います。

私の場合は、息子が「良く泣く子」で、
本当に、疲れ切っていた頃だったと思います。

息子は、同じ月齢の赤ちゃんと比較して身体が大きく、
泣き声も大きく、泣くときは、だんだん足を蹴り飛ばしたり、
また、泣きすぎて、母乳を全部吐くというのも度々ありました。
泣くというより、「泣きわめく」「泣き叫ぶ」息子の姿に、
「どっかおかしいんじゃないの?」
「泣きすぎじゃない?いつも泣いてるよね?」
と、多くの方から、本当に何度も言われました。

健康面では、幸い異常がなく、どこか痛い、辛いということで、
泣いているわけではないと、わかりました。

しかし、お腹いっぱい、おむつもキレイ、そして抱っこしても・・・
それでも、泣く理由がさっぱりわかりませんでした。
そして、それは日中だけではなく、夜も続き・・・
夜に布団に寝せようとすると泣くので、
抱っこしたまま、腰掛けて朝を迎えたことが何度もあります。

そんな息子も、大学生になり、年に数回しか会わなくなりました・・・。

今思うのは、
「なんであんなに泣いたのか、理由はわからない」
「今も、どうしたら良かったのか、さっぱりわからない」ということです。

あとは、いろいろな夜泣き対処法を試し、アドバイスを頂きましたが、
とても泣く子供を育ててみて、ああすれば良かったというのがないので、
アドバイスも出来ません。

ここまで思ってみて、良く泣く子に
「こうしたら良い」「こうすれば泣き止む」というアドバイスが出来る人は、
結局、「それで泣き止む」子供をたまたま育てたことがある人か、
子供を育てたことがない人なんじゃないかと思うのです。

本当に、泣く子を育てたお母さんは、
今「泣く子」を育てているお母さんに、
「こうしたら良い」なんていう、アドバイスはとても出来ないです・・・しょぼん


ただ、赤ちゃんが泣き止む方法は、とてもアドバイス出来ませんが、
もし、昔の私のように、生まれてきた子供が泣く子だったお母さんに
お伝えしたいことがあります・・・。

1つめは、
ひどいことかもしれませんが、どうしても疲れてしまった時には
「泣いているうちは元気(死んでいない)」ので、
赤ちゃんを安全なところに寝かせて、ドアを閉める、
トイレにこもるなどして、ちょっと距離を取ってみたらどうかと思います。
(もちろん、赤ちゃんの泣き声が止んだり、声が変わったら
すぐに駆けつけられる場所でないといけないですが・・・)

当然、赤ちゃんは泣き止まないかもしれないですが、
もう、やれることはやりつくして、
抱っこしても、どうせ泣き止まないのです・・・。
ちょっと距離を取って、思いっきり泣いても良いと思いますし、
ネットしたり、テレビを見たり、好きなものを食べたりしても
良いと思います。
しばらくして、落ち着いたら、また赤ちゃんのそばに行きましょう。

2つめは・・・
これは、うまく言えないのですが、きっと将来、
「この子はとにかく泣く子で本当に苦労させられてしんどかったけど、
でも、その分、今、育児を楽させてもらっているなぁ。」
と思える時が来ると思います。
うちの息子も、多少の事件はありましたが、今までの親バカ記事に
書いたとおり、その後は順調に育ってくれました。
「一番子育てで苦労したのが、乳児の時に良く泣いたこと」
というのは、長い育児生活からすると、とても親孝行なことで、
幸せなことなのかもしれないと思います。


ちなみに・・・
私の子供が良く泣く子だったと言うと、
「それは母親の精神状態が悪く、産後うつだったから、
それが子供に伝わって、子供が泣き止まなかったのではないか。」
という方がいらっしゃるのですが(^_^;、
下の子供(娘)は、「あまり泣かない赤ちゃん」でした。
私の精神状態や病状は、下の子供を産んだ後の方が悪かったので、
これは当てはまりません。
娘が、あまり泣かない赤ちゃんで、とても育てやすい赤ちゃんだったことも、
理由はさっぱりわかりません。
そして、育児を今まででトータルすると・・・
息子よりも、娘の方が、ちょっと苦労は多いかもです(^_^;(^_^;


そんなわけで、「泣く子」を授かったお母さん。
今が苦労のピークです。
泣いているうちは元気なので、腱鞘炎になる前に、
ちょっと寝かせて(置いて)しまいましょう。
生後6ヶ月になれば、だいたいは一時預かりも出来るようです。
家で泣いても、保育所で泣いても一緒なので、
ちょっと、預けるのも良いと思います。

もちろん、ご主人、ご両親など親族に助けてもらうのも良いと思いますし、
ご近所や、保健師さんに連絡をとってサポートを受けるのも良いと
思います。
でも、サポートを頼めるかどうかの環境はそれぞれですし、
人と会う、人と話す、ましてや家に来てもらうなんていうのも
大変だ・・・ということで、躊躇されている方もいると思いますし、
その辺のお気持ちは、その時々で違うと思ったので・・・

とりあえず、一人で出来そうなこと、を中心に書いてみました。

前に書いたことがありましたが、だいぶ大きくなってから、
息子に、どうして赤ちゃんの時、あんなに泣いたのか、
聞いたことがあります。
「・・・泣きたかったんじゃないの?」
というようなことを言われて、えぇーっと思いました。
泣きたかったから、泣いてたのか・・・
妙に納得して、クスッと笑ってしまいました。

お子さんが大きくなってから、ぜひ、聞いてみてほしいですニコニコ