電池が切れるまで。 | ☆毎日が大切な瞬間☆

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2015年6月 長男(10才)横紋筋肉腫発症。
化学療法 VDC-IE 
イリノテカン
放射線治療 
2016年9月 全治療終了 現在、経過観察中。

CT検査日、来週だと思ってたら26日木曜日だった滝汗
なんとも余裕な親子ニヤニヤ

木曜日の5.6時間目は6年生は老人ホームへ訪問予定。けん玉や歌、コマ回しを披露するらしい。
長男
「あー、病院かぁ。老人ホームに行きたかった。せっかく練習してるのにショボーン
と、参加したい長男。

26日は、10時~小児科、CT 、歯科口腔外科、頭頸部外科とびっしり。

長男の学級担任に、通院日だったので老人ホームへは、病院が終わり次第参加でも大丈夫か確認電話をしました。
もちろん、間に合わなかったら途中から参加でも大丈夫とウインク
良かった!と思いお礼をして話は終わろうとしてたら

「お母さん、私もひとつ連絡することがありまして」
と担任。

内容は、
先日、道徳の時間に「電池が切れるまで」という本を使って命についての授業おこなった時。
長男に入院治療中のイヤな事を思いださせてしまったのではないか。感想文も他の子と違った
感じ方をしていたらしい。
今度、生活習慣病による病気、がんについての保健授業があるが、がんという内容は大丈夫かどうか。嫌な思いをしてしまわないか。もし、
嫌だったら内容や言葉を変更します。
と、気にかけてくれました。

「電池が切れるまで」
私は読んだことがないが、題名だけは知ってました。
一瞬、先日の自信満々の長男の言葉を思い出しました。
「再発なんて絶対しないよ。一%もありえない。」
もしかして、道徳の授業で長男なりに何かを感じ取り発した言葉だったのかと。。。

担任との電話の後、長男に道徳の授業について聞いてみました。
担任が気にしていたことも。

すると、
「電池が切れるまで、あれね、、、死んじゃうだよね。しかも同じ小児がんだよ。」
と長男。

少し自分の事を重ねて考えて、感想文も書いたらしい。


長男は嫌な思いはしなかったと言ってましたが、同じ小児がんで死んでしまった という内容にショックは少なくとも感じとってる様子でした。
でも、違う種類の小児がんであり、自分は薬が効いて今は元気だから大丈夫!って思ったのだろう。その思いが先日の朝の長男の言葉に繋がった気がしました。

大人の私でさえ、小児がんで亡くなってしまった本やドラマ、そしてブログを見たりすると、辛くなります。いろんな思いがあります。
「電池が切れるまで」は、読んだことがないですが、読んでみようと思いました。ドラマ化にもされてるみたいですね。

次回の保健の授業でまた、「がん」という言葉が出てくるけど、平気か聞いてみたら、
「別に大丈夫だよ。」
と長男。


もしかしたら、この先も自分が小児がんになったことで、胸の痛くなる事はあると思います。
親の思いとは違う、本人にしか分からない辛さも。
でも、長男は乗り越えて自分の強さに変えていく気がします。
自信満々!その気持ちのままで行けば大丈夫!

親として出来ることを考えたら、やっぱり親も自信満々!大丈夫!って強い気持ちでいることが大事だと私は思う。長男の一番のサポーターとして自信満々でいようと思います!



長くなってしまいましたが、最後まで読んでくれてありがとうございます好