その日まで | ママRing メンバーのおしゃべり♪

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主婦であり母であるメンバーの、ごく普通な日常をお伝えします。

こんにちは、みわです。
今年もよろしくお願いします。

昨年の11月16日朝。
「なんか今、きゃんきゃんて聞こえたけど」「あー足ふいた時強く引っ張ったかも」散歩から帰った犬。足を痛めたかな?と思ったけれど見たところ普通に歩いているので心配いらないかなと思っていました。ところが、それから抱っこすると悲鳴をあげるようになり、病院へ。すると、足じゃなくてお腹が痛いようですね、との診断でした。レントゲンと血液検査をしましたが、お腹にガスがたまっているものの原因はわからず、ステロイド注射(痛み止め)をして薬を貰って帰りました。次の日。いつもはフードを用意すると即がっついて完食するのに食欲がなく、飲ませた薬も吐いてしまったのでまた病院へ。ステロイドともう一本注射を打ちました。「2本目のは結構痛い注射なのでこれで鳴かないってことはこの子は痛みには強い方ですね」と獣医さん。でもお腹をさわるととんでもなく鳴くので相当痛むんだね…😢どうしちゃったんだろう。獣医さん曰く、代表的な病気の特徴はなく、異物が内臓に刺さっているなら血液検査にもっと現れるはずでよくわからない、と。翌日も注射を2本打ちましたが痛みは収まらず、2日後獣医さんから「痛み止めが効かないのは困りましたね…ここではこれ以上検査は出来ません。MRI検査をするなら大学病院へ行かないと。費用は最低で10万円です。」 ええ!😨…
 元気のない犬を乗せたドッグカートをごろごろ押しながら涙が出そうでした。大学病院て大抵平日昼間しかやってないよね…完全予約制で紹介状持っていく感じだよね…てことは、私がひとりで犬を車に乗せて決まった時刻に知らない病院までつれていかなきゃならない……😨む、ムリ~😱
そう、なにが、ええ!なのかって10万円ではなく(動物病院では万単位かかることはザラ)足がないことなのです。いや、うちには車があって免許保持者も3人いるんですけどね。この感覚、車の運転が得意な人にはわからないと思いますが、私は知らない道を走るのが怖いのです。どうしても初めての場所に行かなきゃならない時はGoogleの航空写真を念入りにチェック。それが出来なかった時代は自転車や電車で下見に行ったりしてました。普通に走れるし、駐車が苦手なわけでもないんですけどね。そして夫はペーパードライバー、最近免許取った娘はどうやら私と同じ人種らしい。では電車はどうか?と調べてみましたがやはり手荷物に出来るのはバスケットと合わせて10キロ以内で、うちのは本体だけで10キロ超えなのでだめでした😢。でも、犬の容態は変わらずお腹をさわると悲鳴をあげるし、全く元気がありません。いつもは部屋の入り口や狭い廊下の真ん中など邪魔になるところにでーん、と転がっていて
(これじゃドア開けられない)
うちはバリアフリー住宅なのに家族は毎日何度も「犬バリア」をまたいで生活してるのですが今は人が通らなそうな所にちょん、とお腹を庇うように小さくうずくまっていて、ステロイドの副作用かお腹もだらんと膨らんで垂れ下がり生気がありません。
 ころんちゃん、まさかこのまま死んじゃうの? 9年前家族として迎えた時からいつか別れが来ることはわかっていたけれど、当然あと数年は元気でいてくれると思っていたのに。どうしよう。実家の姉(どこへでもドライブ出来る人)に頼めば行ってくれるかも…いや、このご時世に高齢の両親と同居している姉を東京には呼べないよね。犬より人の命の方が大事だもの…。悩む私を見て娘たち、「お母さん、大学病院行かなくていいからね!お母さんが死んだら元も子もないんだから!」って全然信用されてないな私の運転💧
 何か手段はないかと調べていたら、ペットタクシーなるものを発見。でかい犬と飼い主を乗せて病院への送迎も可、とあるではないか!これだー❗今の薬でよくならなかったらタクシーで大学病院へ行こう。そう決心した頃からころんちゃん、元気になり始めました。なにが悪かったのか結局わからないままでしたがそれから2週間程で回復。今ではまた犬バリアになって毎日またがれています。
(これでも足伸ばしてます)
職場の同僚に話したら、数年後にはお別れなんだよ、覚悟しておいてね、ってメッセージをくれたのかもね、と言っていました。いつかくるその日まで…1日1日を大切に、と犬に教わった気がした3週間でした。
次はともさんです。