ママブロネタ「コラム」からの投稿
こんばんは!ままぼっくりです♡
みんな大好き!オーガニック!
近年健康思考が広まり、やっと日本でもorganicという言葉が普通に飛び交うようになりました。しかし残念なことに、市場に出回っている全てのものが良いとは言えません。
何故なら、市場がある=ビジネスになる訳ですから、
しっかりした理念を持った企業ばかりではなく、儲かるから参入する企業も少なくないのです。
そういった企業はどうするか?
勿論、儲ける為にやるわけですから、出来る限り原価を抑えて利益を出そうとします。
そのため、キャッチフレーズなども含め過大広告をしたりするのです。
例えば、organic100%って書いてあるけど、他の成分は化学物質だったり、
水などで必要以上に薄められていたり。
それってorganicって言えますか?
でもついつい買っちゃう人がほとんどなんです。
これを読みながら「知ってたら買わなかったっ!怒」って人多そうですねw
でも、organic100%って大きく書かれたら買っちゃう気持ち・・・
分かります。
私は数年前から、そういった業界の裏を勉強することもお仕事の1つでしたので、
自分の目で見て信頼する情報がない限り行き当たりばったりで買ったことがありません。
(なんなら生産工場まで調べたことも)
そもそも、オーガニックって?
日本ではオーガニック(有機栽培)食品で登録認定機関の認定を受けた農家などが生産したものにはオーガニック(有機栽培)JASマークがつけられています。
JASの有機栽培の基準は以下の通りです。
・3年間農薬や化学肥料を使用しない土地で栽培
・化学合成農薬や化学肥料は原則使用しない
・遺伝子組み換え原材料は使用しない
・放射線照射はしない
・合成添加物の使用制限 など
しかし、農薬などについては、
雑草や虫からの大きな被害から守るため定められた天然の農薬は使用可となっています。
そのため、有機といってもしっかり洗って食べる必要はあります。
食品はこの有機JASを取得しないと日本では有機栽培と表示することは出来ません。
化粧品など食品以外の製品のオーガニックの基準って?
残念ながら、日本ではオーガニック化粧品の定義はなく、
たった一滴オーガニックの成分が配合されていればオーガニックと表示できるのが現状です。
その点、アメリカやオーストラリアなどは
食品と同じ機関がコスメも認証しているため、基準が高いのです。
オーガニック認証機関コスモスって?
コスモスとは、コスメビオ、エコサート、ICEA、BDIH、ソイルアソシエーションという5つのヨーロッパの化粧品オーガニック認定組織がまとまって2010年に作られたもので、近年認証機関が増え、それぞれ基準が違うことなどが問題視され、統一することを目的に立ち上げられました。
それぞれの認証機関の特徴はこちら→
しかしこちらは今後、鉱物系のものをokにするというような動きもあるようなので、
完全に安心ということもなさそうですが。。
でも、日本の企業がこの基準を取り入れるようになれば、選択し易くなりますよね♪
organic100%の落とし穴
上記にも記載があった通り、一滴でもオーガニックの成分が配合されていれば、
オーガニックと言える日本の製品。
しかし、よく見るとオーガニックオイル100%配合!とか
オーガニック◯◯◯100%とかありませんか?
これは、その成分のみオーガニックであり、他は違いますということ。
確かに嘘はついていないけど。。。
そのため、他の成分が天然の植物由来ならまだしも、
合成化学成分だったーなんて良くあることです。
安易に信じないで買う前にまず自分の目で確かめるのも大事ですよね♪
organic%cottonを市販の洗剤で洗うとorganicでなくなる?
また、最近ではオーガニックコットンなども人気ですよね♪
私も使っています。
では皆さん、そこまで気を遣って、
そのオーガニック製品を洗っている洗剤や石鹸はどうですか??
あ、なんか「ギクっ∑(゚Д゚)」って声が聞こえた気がしますがw
そうなんです。
実は、オーガニックコットンを化学物質の入った洗剤で洗うと、
オーガニックではなくなってしまうのです。
化学物質を使わない農園で作られたコットンを
化学物質いっぱいの水に入れてしまうのですから、当たり前ですよね。
細かい事を言うときりがないのですが、
そもそも「体に良いものを取り入れよう!」
っていう気持ちだけでも素敵だと思うのです♡
まずはそこから!
大事なのは『今自分はハッピー?♡』ってこと。
気にしすぎてストレスになるのもよくないし
自分の気持ちと向き合ってベストなものをチョイスしてくださいね♪
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