委託業務を受けている方に多いのかな?
給与と事業の収入をまぜこぜで考えている方お見受けすることがあります。
確定申告では両方の収入を申告することになるのですが、
確定申告上取り扱いが違いますので
しっかりわけて考えていく必要があります。
給与だったら「給与収入」「給与所得」
事業の収入だったら「売上」「事業所得」に区分されます。
確定申告書類でいくとここに入ります。
給与所得は計算のルールが決まっていて
給与収入をベースに
計算ルールにのっとって算出されるのに対し
事業所得は
自分で売上と経費を計算して
売上-経費で決めていきます。
自分で決めていくんですねー!
このために経理が必要なのです。
このように、
まったく所得の算出方法が違うのです。
計算方法が違うので、
ひいては税金等にも影響がでます。
だからわけて考えないといけないのですね!
じゃあ、この収入はどっちなの??と思ったら
契約を確認してください。
銀行の仕組みでたまーに「給与」と通帳に記載されて
入金されていることがあって、
給与と思っていたら
実は業務委託だったということもあります。
給与として振り込んだ方が振込手数料が安いことがあって
そのように表示されるのです。
表示に惑わされず
契約で決めてください。
雇用契約だったら給与
業務委託契約だったら事業収入ということになります。
わからない・・・
そんなときは、依頼主さんに聞いてみてくださいね!
「外注費」ですか?「給与」ですか?
と聞いていただくと、答えを得やすいかなと思います!
給与は売上ではないってことがおわかりいただけましたでしょうか?
そのため
給与の入金は会計ソフトへ入力するときに
「売上」にしないようにしましょう!
「事業主借」で処理します。
少し難しくなりますから
給与については、事業用の口座への入金はせず
プライベートの口座へ入金しておくと
悩まずに済みますよ!
わけて入金した場合には
確定申告のときに給与のことを反映することを
忘れないようにご注意ください。
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