Freeeをお使いのみなさま
同期された情報をポチポチ登録作業されているかなと思うのですが・・
それだけだと帳簿としてちょっと弱くなってしまうところがあります。
同期されたものをそのまま登録していきますと、
会計ソフトに反映される情報は
「日付」「入金名や支払先の名前」「金額」「勘定科目」です。
こちらは「支払手数料」の総勘定元帳です。
一見よさそうなのですが・・
そう、○○代と何につかったかという情報が足りません。
名目が抜けていて、何の経費だったかが不明瞭ですね。
勘定科目や支払先からら推察できるものの、ちょっと情報が足りないなという印象です。
自分は支払先から推測できますが、
第三者はなんの支払だったか疑問になります。
基本的に総勘定元帳は、
第三者がみてわかりやすく作成することがポイントです。
あ、総勘定元帳というのはですね
すべての取引を
科目別かつ日付順に整理されたものです。
あまり見る機会がないかもしれませんが、
会計ソフトなら自動で作成されています!
これの元帳は青色申告者には必須のものなのです。
ここで活躍するのが「品目」です。
「飲食代」「ギフト代」などなど、内容がわかるように品目を登録していくのです。
こうすることで、
領収書の内容が会計ソフトに登録されて、
しっかりとした総勘定元帳を作成することができます。
品目を活用すると・・
「支払手数料」の総勘定元帳はこのようになります。
なんのための経費だったかわかりやすくなりました。
これが抜けている方
非常に多いです。
ちょっとひと手間ではありますが
心がけていただきたい点です。
Freeeにはほかに「取引先」があります。
で、問題は「取引先」も登録するかどうかです。
これをですね全部登録するととっても大変なことになります。
何度もでてくる取引先なら良いのですが、
たまにしか出てこないところまで登録していると
登録する項目は増えるし、
試算表は見にくくなるし、
いろいろな面で使いにくくなります。
こちらは試算表なのですが、
品目は同じようなものは何回もでてきますが、
取引先はカフェや100均くらいは何回もでますけど、
ほかのものってそんなに何回もでてきません。
1回限りのものだってあります。
全取引に取引先をつけていますと・・・
ここに表示される取引先の数がとんでもないことになります。
非常にストレス!!!
そこで、試行錯誤しました結果・・
古川の方針は
貸借対照表の科目には取引先をつける
けど
損益計算書の科目(売上・経費)には
基本的には取引先をつけません!!!
支払先を登録したいときは
備考のところに登録しています。
備考欄の情報は、試算表には影響されませんが、
総勘定元帳にはしっかり記録されるので便利です。
元帳でみるとこのように表示されます。
現金経費を手打ち入力するときによく活躍していますよ!
損益計算書の科目に
取引先をつけることもありますが
通信費や家賃、毎月の業務委託料など
毎月発生しているもので
もれがないか確認したいもの
には利用しています。
わかりやすい帳簿をつくるために!
まずは「品目」を意識してみてくださいね!
会計ソフト Freee の使い方にお悩みの方は
分かりやすい説明が好評の
動画講座やテキストもご用意していますので、ご利用ください!
【動画講座】
https://ameblo.jp/mama-family-happy/entry-12727214204.html
【テキスト販売】
https://ameblo.jp/mama-family-happy/entry-12717495732.htm
■起業して経理に困ったら・・
10日間で起業に関する経理の情報をお届けします!
経理起業スタート塾講座一部ご覧いただけます。