私がw-inds.のアルバム 1st messageにはまったのは、まだw-inds.の姿を見たことも無い状態で、CDをなにげなく聴いたところから始まっているんですが、その頃までの何年間かは、まだ子育てに追われていて、公園と家にしかいない状態だったので、ぽっかり空白の時間がありまして・・・・。

 いろいろな有名な人のCDをレンタルしては自分にあう物を探していました。

 シングルで気にいった人がいるとアルバム聴いてみて、自分の好きなアーチストを探していました。

 w-inds.に関しては何の予備知識もないまま、そのままアルバム一枚聴いてはまってしまいました。

 アイドルっていう認識はなかったです。その楽曲の質の高さと詩のすばらしさで。

 特に葉山さんの詩はparadox , endlless moment としっかりとメッセージがあって、大人でもちゃんと聴くに値する内容でした。そして、大切な事を教えてくれる内容でした。

 やっぱりこの時点では私のw-inds.が好きっていうのは、w-inds.の楽曲が好きっていう事だったんだと思います。

 もしかしたら私は葉山さんのファンなのかな?とも思ってました。葉山さんの作るものがものすごくw-inds.達の世代の心情を掴んでいるのか、w-inds.達が葉山さんの描いた世界を見事に消化して表現しているのか?どちらかわからなかったです。とにかく葉山さんとw-inds.はきってもきれないものだったと思います。

 今年、初期w-inds.のパフォーマンスをあらためて観て、思った事はもうこの人達は葉山さんの作った作品を自分達のものにしてしまっている。葉山さんという大人が作ったものを自分達がいろんな状況の中で生きてきて、本当の自分のメッセージとして、観客に伝えているという事をしっかりと感じました。

 同じ歌を聴いても人はその自分の経験から呼び起こすものはそれぞれぜんぜん違うと思います。今のw-inds.の歌にはもうそういう重みが加わっていると思いました。

 ここまでくるとですね、贅沢をいってしまうと、もうそろそろw-inds.が発する言葉はもうw-inds.自身が書いたものでもいいんじゃないかと思うのは私だけでしょうか? シングルでやっぱりいい詩といい曲は作ってもらってもいいかな?とは思いますが、カップリングはちょっと挑戦してみてもいいんじゃないかなと思います。私、慶太君は自分で書いた言葉の方がやっぱり歌いやすそうな気がするんですが・・・。どうかな?