かかえていた仕事がなんとか今日中におわりそうです。 心置きなく武道館に向かえそうです。

 その時、ふともう一つの事に気がつきました。

 「君達、宿題は終わったのかい?」 「・・・」返事が返ってきません。

 あんなにやる事が何もないとかいっていたのに・・・ま、まさか

 「あと いくつ残ってるの?」

 小学生「ほとんど終わった!」  中学生「あと5つ」


 ・・・!!!ここから先は恐ろしくてお伝え出来ません・・・・

その時小学生のお友達のお母さんからメールが『○○の観察終わった?うちの子間に合わないんだけど、もし良かったら見せてくれない?」  うちの子に「○○の観察終わった?」 「あ!忘れてた!」

 お友達のお母さん・・・もっとちゃんとしたお友達にきいてね。たとえば○○ちゃんとか、△ちゃんとか・・・うちの子は花火とかプールの時とかに連絡ください。お役にたてなくてごめんなさい。

 明日が控えているので、怒ってばかりはいられません。とにかく5つの宿題を一つづつクリアしていこう。とにかく紙を埋めていくんだ。 

 じゃばらに折れた半紙だって、洗ってなくてかたまった習字の筆だって気合が入ればいい字は書ける

 「お、ちょーうまく書けた、これでよくねー?あと半紙、三枚残ってるけどこれでよくない?」一枚しか書いてないじゃないか・・・。

 結構ちゃん書けてる。集中力の持続しないこの子は何枚か書くとだんだんなぜか下手になっていき、結局いつも最初の一枚を出している。これでよしとするか!

 「あまった墨汁もとの入れ物に返していい?あ、こぼしちゃった!」よけいな事はするな!

 夕方には、私の仕事も終わり、宿題も4つクリア。なぜこの集中力が7月のはじめからだせないのか?

 「あと一つの総合って何?」「あ、それ市役所行かないといけないんだ」「しやくしょ~?」

 私の武道館への道のりは決して平坦ではなかった・・・。   親の顔がみたい・・・