長女（1歳9ヶ月）、次女（6ヶ月）を育てる30代ワーママです
出産しても仕事をそこそこ頑張りながら、
ゆるくてあたたかい家庭を築くのが目標です
先日、ピルの処方を目的に、
産婦人科クリニックへ行ってきました。
以前もちょっとブログに書いたのですが、
2人目の出産が終わって、母乳をやめたらすぐに生理が来たんですが、
久しぶりの生理がとてもしんどかったんですよね。
私はもともと1〜3日目（特に2日目）の出血量が多く、
ひどい時は1時間ごとにナプキンを変えても漏れそうになるくらい。
生理痛はそんなにひどくはありませんが、
眠気がすごくて、
生理が始まる1週間くらい前からずーっと眠たいです
そんなのがこれから毎月毎月訪れるのか…
と思うと気が重くて、
3人目は考えるとしてもあと2〜3年先のことだし、
仕事と育児を両立するためにも、
生理を止めてしまいたい、
と思うようになりました。
近所には、
長女と次女の妊娠中にも妊婦健診でお世話になった産婦人科クリニックがあるので、
「ピル処方」で土曜日の午前中に予約をとりました。
夫に相談したら、
夫
「いいんじゃない？」アッサリ
てことだったので、
当日は夫に娘2人を見てもらいました。
ピルの処方は初めてだったので、
問診票を書き、
血圧を測って窓口に提出。
5〜10分くらい待ったのちに呼ばれました。
先生
「…いのりさん……ですね！あ、お久しぶりです！その後、お元気でしたか？」
先生と一番最後に会ったのは、昨年の秋ごろ、
里帰り前の妊婦健診でした。
そういえば出産報告とかしてなかったな、、
と思い、
昨年11月に無事2人目を出産したことや、
娘が生後6ヶ月を迎えたこと、
保育園に通い始めたこと、
母乳をやめたら生理が来たこと、
この5月から仕事復帰したことなどを軽くお話ししました。
先生「お子さんは3人目は考えていない感じですか？」
私
「あ、いえ。3人欲しいとは思っているんですが、さすがに年子で3人は無理なので、あと2〜3年くらいは妊娠しないつもりです」
ピルの目的としては、
生理が重たいこと、
仕事と育児の両立でいっぱいいっぱいなので、
できれば生理は止めてしまいたい、
と伝えました。
先生「生理を止める方法は実はピルだけではなくて、リングっていう方法もあるんですが、ご存知ですか？」
私「いえ…あまりよくわからないです」
先生に聞いた話をざっくりまとめるとこんな感じでした。
ピルとリングの違い
・ピルは飲み薬で、リングは膣に直接入れる器具みたいなもの
・ピルは毎日薬を飲むことでホルモンをコントロールし、排卵しなくする。生理（出血）は完全に来ないわけではなく、3〜4ヶ月に一回とかに減らせる、出血する日をコントロールできる。
・ピルの値段は月400〜2000円とメーカーや種類によっていろいろ
・リングは最初に手術？をして膣に器具を入れ、その器具から直接ホルモンが出て？生理（排卵）を止めることができる。一度リングを入れたら5年くらい入れっぱなしにできる、手術費用は保険適用されて1.5万円くらい
・どちらも排卵を止めるので避妊効果がある
先生「リングは一度器具を入れてしまえばあとは何もしなくて良いので楽です。ただ、人によって合う合わないがあり、合わないとチョロチョロ出血したり、ときどき出血したりして、出血タイミングが読めない可能性もあります」
私「ふむふむ…」
先生「薬を毎日飲むのが面倒くさい人ははじめからリングにする方も多いです。ただ、もし不安であればまずは月400円のピルからはじめてみるのでもいいかなと思いますね」
私「ピルにもいろんな種類があるみたいですが、何が違うんですか？」
先生「まず、メーカーが違うと配合されている成分が違うので、薬によってその人の体質に合う合わないがあります。ピルには副作用がある場合があるのですが、体質との相性によって副作用が起こりやすかったり、逆に起こりにくかったりします」
私「ふむふむ」
先生「あとは、出血を起こすタイミングが違います。ピルは毎日飲む薬なんですが、『休薬期間』といって、お薬を飲まない期間があるんですね。一番安い月400円のお薬だと、4週間に一回、1週間の休薬期間があり出血しますし、一番高い2000円のものは連続投与といって、自分で出血する期間を選べるタイプになります」
私「連続投与タイプだと、極論、完全に生理が来ないようにもできるんですか？」
先生「お薬を飲んでいる間、ホルモンをコントロールして排卵が起きないようにはするんですが、それでも多少は子宮内膜に厚みが出てくるので、長くても3〜4カ月に一回は出血させる必要があるんです」
私「もし出血させないとどうなりますか？」
先生「どんどん子宮内膜が厚くなって、子宮体癌の原因になります」
私「そうなんですね…」
先生「海外だと連続投与タイプが一般的で、ピルを飲むなら3〜4カ月に一回生理を起こすのですが、日本では毎月くる方が安心だから、という理由で毎月生理がくるタイプが多いですね」
そんな理由！？
と思ったんですが、
値段が一番安かったので、
とりあえず400円のピル（月一回出血する）を処方してもらいました。
毎月出血するタイプでも、
普通の生理よりはだいぶ楽になるらしいので、
もしそれでいいやと思えば一番安いしまあそれでもいいかなと思っています。
ピルを飲みはじめるタイミングは次に生理が来た時なので、
まだ飲んでいません。
ピルを飲むのに慣れてきたら、
連続投与タイプも検討してみようかな…
あるいは、リングもありといえばアリだな…
先生のお話を聞いて思ったのは、
もっと早くに知りたかった！ということでした。
20代の頃、生理の出血が多くて仕事中に漏れちゃったこともあって（結構べっとり）、、
ホントに悩んでいたけど、
ピルを飲むという発想に至らなかったんですよね…
ピルって、
生理痛が重すぎて動けない人とかが飲むイメージがあって、
まさか出血量が多いからっていう理由で飲んでいいものだと思いませんでした。
そして、自分が出血多い方だとも思っていなかった。。
世間と比べたら生理軽い方かも？なんて思っていました。
今は、
世間と比べる必要なんてない！
あんたが辛ければそれは辛いんだ！
って声を大にして言いたい。
もっと生理のことをちゃんと考えて、
情報収集しようとしていれば、もっと早く楽になれたかもしれないのに。
なんてことを思ったのでした。
生理に悩んでいる人、
あるいは悩んでいない人も、
ぜひ一度ピルを検討してみて欲しいです…！
