最初はシェラックが木の中に染み込むのを避けるために薄く塗るのですが、その後で分厚く塗ってサンディングします。

 

 

ハカランダの様な導管は無いので、バックに比べると半分くらいの回数で綺麗になると思います。

昔のマーチン、あるいはカスタム工房で作られたマーチンのトップは鏡のように真っ直ぐです。

(今のスタンダードモデルは木目で波打っています)

塗ってはサンディングを8回繰り返していたそうです。

手間がかかるので現在は高級モデルしかやってないようです。

僕の場合は極薄の塗装ですが、同じように手間がかかります。

どこまでやるのかは板の性質次第な所もあります。

杢目の硬い所と柔らかい所の凹凸が少ない木もあるし、凹凸が激しいと言うか、杢目の柔らかい所がなかなか真っ直ぐに塗装出来ない場合もあります。

スポンジみたいに柔らかすぎる部分はなかなか上手く行きません。

トップの板はシトカだろうがアディロンダックだろうが、柔らかくてデリケートな肌なのです。