この写真で読み取れるでしょうか?
たくさんのルシアーさんが集まってます。

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わりと狭いスペースですが、面と向かって話をするのに丁度良いです。
サイレントゾーンだけど人が多いので当然騒音はあるんだけどギターの音は聞こえます。
ルシアーさんとお話するのには、コレくらいが声をかけ易いです。


中ほどの大きなスペースにも個人ルシアーさんが居られました。

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杉田さんの所を通りかかったら杉田さん本人がおられて気合いの入ったオーラが出てました。
ギターを探して迷っている頃だったら、すぐにお話を聞かせてもらいに入って行ったでしょうけど、今はただの野次馬ですから(笑)時間の無駄をさせるのは申し訳ないのでスルーしました。

スペースが大きいとそれなりに費用がかかる訳ですから、ルシアーさんがそこに居るって事はそれだけやる気満々で待ち受けてるのがわかります。
ギターの相談をするなら、こう言う状態のルシアーさんに相談するのが一番良いでしょうね。
気力が充実してるとギターの仕上がりも良いはずです。

ブースの大きさはやる気の表れと見てます(^_^)v

坂田さんは小さいスペースですが、若いお弟子さんがおられてやる気満々、生産ペースは良い感じで進んでいるそうです。

ギターはいつもの様に質素なデザインです。
ギターの後ろに立ってるのが坂田さんです。




ハカランダのギターのお話を色々と伺ってると、坂田さんが「えっとぉ~、ギターはナニを作ったんだっけ?」
って聞いてくれたので、「Dー18cキューバンマホガニー。ブルーグラス用のです」
そしたら坂田さんが「あ~!思い出した!青井草さん!」
って思い出してくれて、その後の話をしてくれました。
「あれからねなんだよね、トップを厚くして、だんだん厚くしてこのハカランダは3.6mmあるよ。」
と、とっても嬉しそうに話してくれました。
そのハカランダのギターは指で優しく弾いてもめちゃ鳴りました。
トップが厚いと鳴らない様な気がしますが、それは間違いですね。

当時の話ですけど、僕は2mm厚のピックを使っていたので、それを見てもらいました。
そして、強いパワーに応えてくれるギターが欲しいとお願いしました。
ノンスキャで、パワーに対して腰折れしないのが理想でした。

薄い板だと大きな音は出ますが、音の輪郭がぼやけて和音の美しさもごちゃ混ぜで、爆音だけがうるさく感じます。
強く弾くと和音がつぶれて、太鼓的な感じになってしまいます。
優しく弾く時はスキャロップがいいですけどね。

だからトップの強度は大切だと思ってました。
坂田さんもDサイズを造り始めた頃で、トップを厚くすることを考えていたようです。

偶然にも同じ方向でギターを考えていました。
これが坂田さんとの出会いでした。
だから「トップの厚みを、あれからもっと厚くしてね・・・」ってな話になったわけです。
今後どのように進化していくのか楽しみです。


皆さんも欲しいギターのイメージがあったならば、ルシアーさんに相談して見ると面白い結果になるかも?

自分に合ったルシアーさんが解らない時は、ブースの大きい方からあたって見れば良いと思います。
やる気満々で相談に乗ってくれるはずです(^_^)v