結婚して変わったのは誰? | 幸せな家庭の作り方〜Happy Family〜

幸せな家庭の作り方〜Happy Family〜

東京下町で暮らす5人の子沢山ママです。結婚27年目。
長男25歳(社会人・一人暮らし)長女15歳・次男14歳・三男9歳・四男6歳。
非常勤保育士として働きながら、オリジナル家計簿を販売中。

こんにちは、竹内まゆみです。

こじれた夫婦関係のお悩みには、

「ダンナさまにはどんなところが好きって言われましたか?」

とうかがうことがあります。

例えば、「素直なところが好き」と言われていたとしたら

「今もダンナさまの前で素直ですか?」

と聞くと、たいてい

「いえ…」

と言われます。

「結婚してから私が強くなりました」

「昔は可愛かったのに…と言われます」

そして、

「変わったのは、夫じゃなくて私ですね」

「夫はそのままの私でいいと言ってくれていたのに、私がイヤだったんです。」

そんな風に自ら気づかれる方もいます。

私は、夫婦関係って小手先のテクニックはいらないと思うんです。

男女に限らず、一対一の関係というのは、

いかに相手に心を開いているか?

かっこ悪い自分をもすべて見せているか?

によって、親密度が変わってくる。

毎日一緒に暮らしているのに、いいところだけ見せようという方が不自然だと思うんです。

レスでお悩みの場合は、たいてい、自分の心の内を相手に見せていません。

セックスは、他の誰にも見せない部分も、すべてをさらけ出す行為でもあります。

普段から心の内も見せていないのに、レスだけ解消したいというのは難しい話です。
反対に、心で繋がっていたら、レスでも悩んでいない場合が多いです。

【どんな自分も自分だと認めて、世界で一番心を許しているはずの夫に本当の自分を見せる】

それができないのは、どんな自分も受け入れていないから。

夫婦関係だけではなく、根本的な対人関係への不安であり、本人の問題です。

それなのに、夫婦関係にわだかまりがあるからと、上辺だけのテクニックを身につけても、やっぱり空まわりします。

その空まわりは、やがて

「私だけが頑張ってる」

という被害者意識につながるかも知れません。



遠回りに見えて早いのは、原点に戻ること。

原点とは

「結婚前に彼が好きになったあなたでいること」

です。

・・・・・・

好きになった彼でいてもらうこと
好きになってくれた私でいること

それが1番の相手に対する誠実さだ。