ある、とっても可愛らしい女性のお話です。
彼女は、誉められるといつもいつも
「私なんて…」
と言って、全く受け取ってくれません。
「◯◯ちゃんって、本当にお料理上手だよね」
と言うと
「いえ、私のなんてただのラクしたいための時短料理ですから…プロの人に比べたら私なんて…」
えっ…なぜそこでプロと比べるの?
「◯◯ちゃんって本当にお肌がキレイだよね〜」
と言っても
「いえ、私なんてちゃんとお手入れもしていないし、私よりキレイな人なんてたくさんいて…」
え〜っ、なぜそこでまた上を見る…?
という、なんとも不思議な方でして。
そりゃ、もっと手の込んだ料理もできるでしょうし、お金も時間も手間もかけたらキレイなお肌がますますピカピカになるでしょう。
そこで
「◯◯ちゃんってさ、すご〜〜〜く自己評価が高いのね」
って言ったら、ものすご〜くビックリされておりました。
彼女の場合は、いわゆる、
オレまだ本気出してないだけ
ってヤツなんですよね
「まだ本気出してないのに、こんなレベルで誉められても困りますこの程度で誉めないでください」
くらいのプライドの高さでございますよ…
うぅん、そろそろ大人になろっか
あのね、中二病レベルを大人になってもやっていると
ダンナさまが大人で現実的な人ほど、ついていけなくなります。
だから夫婦関係も悪化しがちです。
しかもお子さんが中学生になったら「オレまだ本気出してないだけ」を目の前でやられてヤキモキするはず。だって子どもは親の気づいていない姿を見せてくれるから。
私には素晴らしい未来が待っているはず!という幻想にも書きましたが
現実逃避が得意な方は未来に思考が逃げがちです。
男性は、
「普段は自分を頼ってくれるけれど、いざという時には強さを発揮する。」
そういう、真の強さのある女性を結婚相手として選びます。
自分の残した遺伝子を守り育ててもらうのに、頼りない女性では困るからです。
だから、夢の世界にいる妻には不安を抱き、未来を描けなくなり「離婚しよう」と言ったりします。
そして、現実逃避が得意な妻は、被害者意識をますます強め「私ってかわいそう」という世界に浸るという
まさに負のスパイラル
・・・・・・
負のスパイラルに気づいたら、心・環境両面から断ち切ること
そちらに行く道を通行止めにしないとね。
もう無意識のクセになっているからカンタンに戻っちゃうのです。
冒頭の彼女に課せられることは、とにかく
「服の断捨離!」いや「全捨離!」
弱い私・幼い私・可愛い私・かわいそうな私
そんな自分を演出するために、
自分を守るために集めてきた服とサヨナラすることです。
彼女の場合、本当は肉食系女子なのに「私はウサギです、草食動物ですよ〜」っていうフリをしてますからね。
それと同時に、自己憐憫(れんびん)にひたるのをやめると決めること。
どうせ自分を高く評価するなら
「私はかわいそうなんかじゃない!」
っていうプライドを持って、堂々と生きて行ってね
親が気づくまでお子さんも中二病のままだからね〜