彼は、養子に出されたため、生みの親を知らなかったそうです。
「それがの痛みになっている」と、親しい友人にもらしていたとのこと。
そのため、「養子であることが彼の人格形成に影響した」という周囲の解釈を、スティーブ自身は否定しています。
しかしスティーブは、当時の恋人との間に最初の娘が生まれたときに、父親としての自覚を持てませんでした。
それにはやはり、自分のルーツがわからないということが関係していたようです。
そう豪語し、裁判では恋人とスティーブの友人の不倫をでっち上げて、娘の認知をしませんでした。
「事実と真っ向から向き合う事ができなかった」
世界的に有名なスティーブ・ジョブズも、すぐには父親にはなれなかったのです。
こんなエピソードを聞くと、父親になるって、母親になるよりも時間がかかるのは、本当だなーと思います。
妊娠する前から自分の生理と付き合い、妊娠によって生理が止まり、お腹の命が育まれていく。
そんな風に身体の変化を感じながら徐々に母親になる準備をしていく女性と違って
男性が子どもの誕生を受け入れて父親になっていくというのは、思った以上に時間がかかります。
それはもう、待っている間に女性がどんどん強くなってしまうほどに…
男性が「父親」が育つには時間がかかる
と知っておいた方がいいかなーと、私は思っています。
だから、夫婦仲が良いほうが子どもにも良い影響があると思い込み過ぎて、無意識に自分の感情を殺したり
『子どものために夫婦仲良くしなきゃ!』
『ケンカを見せないようにしなきゃ』
と自分を制限して
「あれ?私の気持ちはどこに行けばいいの?」
となったときには、自分の正直ない気持ちを受け入れてあげて欲しいなーって思います。
↑スティーブ・ジョブズの伝記、マンガなのでわかりやすいです!