「いつか晴れた日に」「プライドと偏見」などの映画化作品でも知られるイギリスの女性作家ジェーン・オースティンによる名作恋愛小説で、これまでにも何度も映像化されている「エマ」を、Netflixオリジナルドラマ「クイーンズ・ギャンビット」のアニヤ・テイラー=ジョイの主演で新たに映画化。容姿端麗で利発、裕福な暮らしを送るエマ・ウッドハウスは、女王様気取りで周囲の人びとの恋の仲介を楽しんでいた。しかし、いくつかの失敗を経て自らを見つめ直した彼女はやがて、ずっと身近にあった愛に気づく。2021年・第78回ゴールデングローブ賞でアニヤ・テイラー=ジョイが主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネート。第93回アカデミー賞では、衣装デザイン賞とメイクアップ&ヘアスタイリング賞の2部門にノミネートされた。

2020年製作/124分/イギリス
原題または英題:Emma.                                                                                映画.comより転載

 

ジェーン・オースティンのいつものストーリーです、今回はかなり薄いというか、人物それぞれが軽薄というか、いやいや今までもそうだったのだけれど、男性って恋をするとあほになるのねというところあり、まあジェーン・オースティンはかなり辛辣な目を持っているのだろうけれど、本作ではそのあたりは描かれていません。

他人の為に良かれと思っておせっかいを振りまいているエマが痛い、自分の気持しか見えていない痛さがある時点で、というのはエマも人を本当に好きになることで自分の傲慢さが見えるという、あまりにも身近にいて気が付かなかった人物がある日特別な人に見える、恋に落ちた、自分が成長したから見えてきたことなのかな。

観客から見るとエマもお相手の男性も特別な魅力、いえ、あえてそう描いているのかな。

狭い世界の中で、地位の上下、教養の有るなし、資産のあるなし、まあ人間の価値をそういう中で語られるとうっとおしいと言いますか、でも、今の時代だって結婚となると本音はそうなのか・・・そうじゃないと思うのは世間知らずかもね。

ミア・ゴスがエマの”階級が下”の親友、彼女の恋の成就のための右往左往、誤解、早とちり、ミア・ゴスがこれまた痛い役回りなのだけれど・・・

最後は誰もが幸せになる。

 

本作の見どころは、もう、これしかない!

アニャ・テイラー=ジョイの魅力を存分に味わう💕

そして、描かれた時代の英国の”かわいい”をこれまた存分に💛

背景になる英国田園風景、庭も、お屋敷も、壁紙からティーカップ、インテリアの端々までも行き届いて英国流魅力を味わえます。

 

 

アニャと、天然なちょっとずれたミア・ゴス

 

 

帽子が素敵、アニャがアンティーク・ドールのよう

 

 

 

 

お父様 ビル・ナイが上質な味わい

 

 

2021年アカデミー賞、衣装デザインとメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネート。

アニャのヘアスタイル、衣装の数々、とりわけ帽子が素敵です!

ちょっと特殊な魅力のアニャならでは。

 

映画の重しのお二人。

父役のビル・ナイ、何気に軽妙で頼りなく?、娘としては放っておけないのが分かります。

エマと同じ階級でお金持ちで、できたおじ様、良い役回りです、ルパート・グレイブス・・・って『シャーロック』のレストレード警部、もっと以前は『モーリス』での美青年の一人、派手さはないけれど崩れずに地道に俳優人生を送っていらっしゃるなと、好感度大です。