ヒュー・ジャックマンが主演を務め、大好きな飼い主を殺された羊たちがその犯人を見つけ出すべく奮闘する姿を描いた異色のミステリー映画。

イギリスののどかな田舎町。羊飼いのジョージは、愛する羊たちに囲まれながらひとりで暮らしている。彼は毎晩羊たちに探偵小説を読み聞かせているが、実は羊たちは物語を理解しており、その時間を楽しみにしていた。そんなある日、ジョージが死体となって発見される。羊たちはこれが事故だと信じようとせず、最も賢いリーダーのリリーを先頭に調査に乗り出す。手がかりを追ううちに、ジョージには巨額の遺産があったことが判明。愛するジョージの無念を晴らすべく、犯人捜しに奔走する羊たちだったが……。

事件の被害者となる羊飼いジョージをヒュー・ジャックマンが演じ、オスカー俳優エマ・トンプソン、「アイデア・オブ・ユー 大人の愛が叶うまで」のニコラス・ガリツィン、テレビシリーズ「メディア王 華麗なる一族」のニコラス・ブラウンが共演。ジュリア・ルイス=ドレイファス、パトリック・スチュワート、ブライアン・クランストンらが羊の声を担当した。ドイツの小説家レオニー・スバンが2005年に発表した同名ベストセラー小説を原作に、「ミニオンズ」シリーズのカイル・バルダ監督がメガホンをとった。

2026年製作/109分/G/アメリカ・イギリス合作       映画.comより転載

 

 

ヒュー・ジャックマンがご機嫌に演じている映画、主役は羊たちですが、ヒュー・ジャックマンの存在感で映画は持っている(エマ・トンプソン、見せ場無しかも)。

愛するジャック(ヒュー)を殺した犯人を見つけるために団結し勇気を振り絞って活躍する羊たちの可愛さを楽しむ映画ですが、羊は臆病な動物で犯人探しには乗り越えなければならないハードルが高い。

牧場の外へ出る道を渡るのもままならない、何かあるごとに、1.2.3と数えて記憶を消そうとする、いままでもそうして生きてきた(それがあかんねんとつい突っ込んでしまう)。

こういう羊の特性を乗り越え犯人に迫る、このタイプのストーリーは子供向けです”君たちはどう生きるか”というような。ただ、子供も大人もさして変わらないと考えさせられます。見て見ぬふりとか、忘れたふりとか、群れになると思考停止する、異質なものは排除するとか・・

仲間ではあってもいつも高い崖の上にいる群れない羊は他の羊とは違う過去を持っている、なので思考停止せず冷静に状況を俯瞰で見ている。

羊たちは牧場以外は知らなくてもジョージの読み聞かせてくれた本の世界が彼らの行動にヒントを与え視野を広げてくれる。

 

そんなこんなで徐々に犯人に迫っていくのですが、それぞれの羊の性格、描き分けが良いです。

犯人探しについては、えーーーー?ちょっと~雑なんじゃない?とも思えますが、まあ、そこはほどほどで、可愛い羊で癒されたし、勇気までもらえたし、ここまで大団円とは~~~と、難しいことは言わないでおこう。

羊たちの成長もだけれど、全くやる気のなかった巡査の成長ぶりも目覚ましい、だんだん男前に見えてくるほどに。

 

羊はCGですが、羊の目が怖いというのがリアルです、本物の羊の目も怖い滝汗

観客は全員大人でした、みんな可愛い動物に癒されたい?

 

キャラクターの描き分けが良い💕