たしか、トーチソング・トリロジーとは”安っぽい恋歌三幕”と訳すのだったと思う。
1988年公開の映画。二回くらい観ているが、印象深いシーンはかなり鮮明に記憶にある。
ブロ友さんが「おすすめのマイナー映画」という記事をUPされた、それで、考えてみた、この映画はマイナーというわけではないが、今となってはマイナーだろうし、舞台劇の映画化でシリアスとコメディの配分がとても良い。
厳しい偏見や現実があっても誇り高く生きていく一人のゲイのお話、生きることに不器用な人たちの温かさに満たされる映画です。
好みの映画はいろいろあるが、おすすめできるようなマイナー映画というとこれかな、これしかない、ということで私もコメントさせていただきました。
ハーベイ・ファイアステインの原作、主演。共演はマシュー・ブロデリック、アン・バンクロフト。
若くて魅力的なマシュー・ブロデリックが、主人公ハーベイに惚れて言い寄る。
ハーベイはゲイの中年男で、冗談半分に「あなたより私の方が美しいというんなら考えてみてもいいわ」と、そこでマシューが即「もちろんだよ、君のほうが断然美しい」。
ハーベイも観客も、おーーー!啞然と、でも本気のセリフのようで、コロッと惚れちゃうわけで、このシーン良かったな。
そしてハーベイのお母さん(アン・バンクロフト)の、うさぎのスリッパにも笑えた。
設定がとてもうまくて、ハーベイはゲイだけれど、元カレも、今彼アラン(マシュー)もバイセクシュアルなので問題はややこしくなるのです。
もう一度観たいと思ってアマゾンやブックオフでDVDを検索したら、お値段高すぎ一万三千円くらいした💦、そこまでは出せないわ~。