ドイツ女優ザンドラ・ヒュラーさん、『落下の解剖学』『関心領域』、両作とも怖いような作品だ、見応えがある。期待に応えたザンドラさんの演技が鬼気迫るといいますか。

ザンドラさんの映画はこれまでも何作か観ていて、とても魅力的な女優とyahoo!ブログ時代の記事に書いていますので、もともとこういうタイプの女性は好みなんでしょう(他人事のように…笑)

 

 

この顔なんです、怖いくらいの魅力があります。

 

『落下の解剖学』

 

 

 

『ありがとう、トニ・エルドマン』

正反対の性格の父娘が織り成す交流をユーモラスに描き、ドイツで大ヒットを記録したヒューマンドラマ。陽気で悪ふざけが大好きなドイツ人男性ヴィンフリートは、ルーマニアで暮らす娘イネスとの関係に悩んでいた。コンサルタント会社で働くイネスは、たまに会っても仕事の電話ばかりしていて、ろくに会話もできないのだ。そこでヴィンフリートは、ブカレストまでイネスに会いに行くことに。イネスはヴィンフリートの突然の訪問に戸惑いながらも何とか数日間一緒に過ごし、ヴィンフリートはドイツへ帰っていく。ところが、今度は「トニ・エルドマン」という別人のふりをしたヴィンフリートがイネスの前に現われて……。監督・脚本は「恋愛社会学のススメ」のマーレン・アーデ。第69回カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞するなど、世界各地の映画祭で高く評価された。

2016年製作/162分/PG12/ドイツ・オーストリア合作
原題:Toni Erdmann                  映画.comより転載

 

 

 

 

『希望の灯り』

旧東ドイツの巨大スーパーを舞台に、社会の片隅で助け合う人々の日常を穏やかにつづったヒューマンドラマ。旧東ドイツ生まれの作家クレメンス・マイヤーの短編小説「通路にて」を、同じく旧東ドイツ出身のトーマス・ステューバー監督が映画化した。ライプツィヒ近郊の田舎町に建つ巨大スーパー。在庫管理係として働きはじめた無口な青年クリスティアンは、一緒に働く年上の女性マリオンに恋心を抱く。仕事を教えてくれるブルーノは、そんなクリスティアンを静かに見守っている。少し風変わりだが素朴で心優しい従業員たち。それぞれ心の痛みを抱えているからこそ、互いに立ち入りすぎない節度を保っていたが……。「未来を乗り換えた男」のフランツ・ロゴフスキが主演を務め、ドイツアカデミー賞で主演男優賞を受賞。マリオン役に「ありがとう、トニ・エルドマン」のサンドラ・ヒュラー。2018年・第68回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品。

2018年製作/125分/G/ドイツ
原題:In den Gangen                  映画.comより転載

 

 

両作とも温かな鑑賞後感が心地よいです。