大阪国立国際美術館へ古代メキシコ展に行ってきました。

 

全15世紀から後16世紀のスペイン侵攻まで3千年以上にわたり繫栄したメキシコの古代文明。本展では、そのうち「マヤ」「アステカ」「テオティワカン」という代表的な3つの文明に焦点をあて、多彩な出土品約140件を紹介します。

火山の噴火や地震、干ばつなど厳しい自然環境の中、人々は神を信仰し時に畏怖しながら、王と王妃の墓、大神殿、三大ピラミッドなど各文明を代表する壮大なモニュメントを築きました。普遍的な神への信仰と自然への祈り、そして多様な環境から生み出された独自の世界観と造形美を通して、古代メキシコ文明の奥深さと魅力に迫ります。                           展覧会の案内文より

 

 

 

 

                                    抽象画のような文様が見事!

 

                展示空間の工夫が良い

 

マヤの「赤の女王」、「マヤ」の代表的な都市国家パレンケの黄金時代を築いたパイカル王(在位615~683)の妃とされるのが、赤い辰砂に覆われて見つかった通称「赤の女王」です。「赤の女王」をイメージした真っ赤なマネキンに、マスクや胸飾りなど女王の装飾品を展示してあります、墓室を模した展示空間も良し。

 

古代から続く脈々たる人類の営みを見せることによって人はどこからきてどこへ行くのかということに思いを馳せる、そしてまた小さな存在である自分とは何かということへの思いにつながる。

見応えのある展示でした。

 

 

 

今日は本降りの雨にもかかわらず、混んでいました、大阪が最終会場で人気が高くなっているようです。

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