昨日観てきました、見応えありです、上映館が少ないのは本当に残念。

2時間32分の長尺ですが緊張感は全く途切れません。ミステリーであり法廷劇という感じですが、夫、妻、その息子、三人の緊迫感ある人間ドラマです。

記事は、ちょっと考えてから。

多分、いろんな考察が出来、しばらく考えたほうが良いように思うから(事件を解剖して考える、そういう映画なので)。

このショットだけでも技あり!

 

 

ベストセラー作家である妻が若い女性のインタビューを受けているシーン、上階にいる夫が大音量で音楽を聴いている、これにもその理由が。

こういう曲、好きなんです、序盤から不穏な空気が・・テンション上がります。

 

 

そして余韻の深いショパンのプレリュード OP28 NO4

哀しい曲です。

エンドクレジットにも使われています、席を立つ人は誰もいませんでした。

(演奏はアルゲリッチではありません)

 

アカデミー賞では、作品賞、監督賞、主演女優賞候補になっているようですが、近年のアカデミー賞は期待外れ、今回は実力作がそろっています、本作もどの賞を受賞してもおかしくない、「えーーー?これはないわ」ということのないように願いたいものです。