先日DVDで『ソフィーの選択』を観ました。
ケヴィン・クラインが魅力的、その魅力が最大に生かされた映画が本作だと思います。
ジュリアード音楽院出身でブロードウェイのスターだったケヴィン、歌って良し、踊って良し、ピアノは堪能、華麗なる天才の人生を演じる華、そして年齢からくる味わい深さ、特にファンというわけではないですが、何ったってコール・ポーターを演じるのはこの人しかありませんという魅力を堪能できます。
我儘、身勝手、鼻持ちならない傲慢さ、それらすべてを許せる天与の才・・・・許せないけれど赦した妻リンダのお話でもあります。