やっぱ陽水だよね~、いつ聴いても胸がキュンとなる♪

 

好きな曲数々、嫌いな曲少々・・・・ネガティヴな雰囲気嫌いなんです。

 

特に好きなの何曲かのうちの一曲

これは詩が、おーーー!というセンスです。

 

 

 

1981年シングルリリースされたらしい。

 

 

 

今の曲、とにかくわからないので、何にも言えませんが。

かつての好きな曲ならいろいろ。

マイナーな曲じゃない、有名どころですよ!

 

ところで前回の南佳孝さん、この方って、このタイプのジャンルでは例外で好きなんです。シティ・ポップと言われるジャンルの曲・・・好きじゃない、超有名な方たくさんいらっしゃるんだけれど。

 

井上陽水組は別、特別(ネガティヴで嫌いな曲もちょっとはあるけれど)。

 

同じ時代の曲ならば、これも好きだな。

 

 

 

 

 

 

「夜明けのすべて」「ケイコ 目を澄ませて」の三宅唱が監督・脚本を手がけ、つげ義春の短編漫画「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」を原作に撮りあげたドラマ。「怪しい彼女」「新聞記者」のシム・ウンギョンを主演に迎え、行き詰まった脚本家が旅先での出会いをきっかけに人生と向き合っていく様子を、三宅監督ならではの繊細なストーリーテリングと独特の空気感で描き出す。

強い日差しが降り注ぐ夏の海。浜辺にひとりたたずんでいた夏男は、影のある女・渚と出会い、ふたりは何を語るでもなく散策する。翌日、再び浜辺で会った夏男と渚は、台風が接近し大雨が降りしきるなか、海で泳ぐのだった……。とある大学の授業で、つげ義春の漫画を原作に李が脚本を書いた映画を上映している。上映後、質疑応答で学生から映画の感想を問われた李は、自分には才能がないと思ったと答える。冬になり、李はひょんなことから雪に覆われた山奥を訪れ、おんぼろ宿にたどり着く。宿の主人・べん造はやる気がなく、暖房もまともな食事もない。ある夜、べん造は李を夜の雪の原へと連れ出す。

脚本家の李をシム・ウンギョン、宿の主人・べん造を堤真一が演じ、河合優実、髙田万作、佐野史郎が共演。スイス・ロカルノで開催された第78回ロカルノ国際映画祭のインターナショナルコンペティション部門に出品され、日本映画としては18年ぶりとなる最高賞の金豹賞を受賞した。

2025年製作/89分/G/日本                 映画.comより転載

 

 

今月は観たい映画がないとがっかりしていたら、これがあった、うっかり見逃すところだった。

『君の鳥は歌える』『ケイコ 目を澄ませて』『夜明けのすべて』の三宅唱監督作、期待大です。

 

つげ義春のマンガ、『海辺の叙景』『ほんやら洞のべんさん』の二作をくっつけて映画化しているらしいが、くっつけてというのはそうだけれど『海辺の叙景』は映画中映画になっているので違和感がない。

二作を描くことで三宅監督らしいテーマが見えてくる映画になっている。

主役は映画の脚本家李(シム・ウンギョン)柔らかで硬質でもあり透明感があり行きはぐれた感も良い。

 

映画中映画は離島の浜辺、夏である、少年に近いような青年と、訳ありに見える若い女の会話劇、台風が近づいていて海は荒れ気味、二人ともが寄る辺ないかんじ、若い女を演じる河合優実がやばい魅力、項が美しく、なんでこんなにエロいの?という感じで、まあ、それは置いといて。映画は東京の大学での講義の一環として上映されたのだが、実は李はスランプに陥っている。

上映会後魚沼教授(佐野史郎)に声をかけられる「旅にでも出たらどうだい?」

ここから話が転がっていく。

上映された映画は虚だけれどここからは実に移った・・・・はず。

 

旅に出る、庄内地方、鄙びたというかあり得ない宿(タイムスリップしたような)にたどり着く。『ほんやら洞のべんさん』に続く、過去にいろいろあっただろうべん造(堤真一)、彼とのつかのまのかかわりで何かが変わったのかといえば何も変わってはいないのだけれど、でも何かが変わったのがわかる。

このべんさんのパート、虚実わからない、分からないから何かが変わったのがわかるというところがある。

一面の雪景色を俯瞰で捉えたロングショットに小さな人物、何度か出てくる似たようなカメラワーク、ここには李の気持ちの変化が入っているように思う。

今の自分を俯瞰で見ることができるようになったという。

 

李の気持ちが少し軽くなっているのが伝わってくる。

 

今人気の曲ってわからない。

どんなのが人気なんだろう?

私の好みは斉藤和義さんあたりで終わっている。

 

かつては好きな曲がいろいろあった、今はついて行けてない?

ついて行く必要もないけど。

 

このところ面白くないことが多い。

高市氏の笑顔がなかなかに魅力的で、演出力さすがである、ものすごい支持率になっているが、ヤバヤバヤバという気がする。

そして、くま捕殺である。

人間の被害は止めなければならない、仕方がないというしかないのでしょうが、クマがかわいそうという人の気持ちも良くわかる、なので鬱々となるのだ。

獰猛な人類のせいでどれだけの動物が絶滅したのかと思ってしまう。

 

今月は観たい映画が少ない。洋画が入ってこないのだ、公開できてもひとが入らない。したがって映画を観ていないのだから、映画ブログである私のブログも更新できない。

 

なので、YouTubeで一昔前の気に入っていた曲などを聴いている、邦楽はアルバムを買ったりはしていない、何故ならBGMにならないから、なぜ?って日本語の歌詞が邪魔になるので。

 

今夜はこの曲、好きだったんです、今も好きですけど。

声も良いのだけれど、歌詞を大事にされた表現力がとても魅力。

 

 

 

1979年リリースの曲ということですが、昭和の曲ですね。

どういうジャンルになるのか、というと、シティ・ポップというらしい。

ニュー・ミュージックとも・・・?これって意味がわかりませんが、なにやら安易な。

 

 

 

妻の浮気によって人間不信に陥り、唯一飼っているうなぎだけに心を開く中年男と、そんな彼をとりまく人たちの交流を描いた人間喜劇。監督は前作「黒い雨」から8年ぶりにメガホンを取った今村昌平。吉村昭の『闇にひらめく』を、冨川元文と「罠」の天願大介、そして今村自身が共同脚色している。撮影は「BAD GUY BEACH」の小松原茂。主演は役所広司と、清水美砂。第50回カンヌ国際映画祭グランプリ(パルム・ドール)受賞作で、今村は83年の「楢山節考」に続く2度目の受賞となった。97年度キネマ旬報ベスト・テン第1位。

1997年製作/117分/日本                                                               映画.comより編集転載

 

 

先日観たTVドラマ『悲しくてやりきれない』の5年後の映画、ドラマと同じく役所広司と柄本明の共演。

 

誰からか密告の手紙、それが誰からなのかは最後まで明かされないが、主人公山下が趣味の夜釣りに出かけ、そっと帰ってみると、手紙の通り車止められていて、部屋の中では妻と男が・・

 

山下は妻を何度も何度も執拗に刺した。8年服役し仮釈放されるが、模範囚の彼がなぜ8年も?という問いに「確信犯だから」という答えが。

罪は償わなければならない、しかし殺したことに後悔はないというのが彼の内心。

彼の心に裏切られた妻への憎しみしかなかったのだろうか、他者への共感とか信頼とかも失くしていたのだろうか。


山下が刑務所時代から飼っていたうなぎはなんでも聞いてくれ嘘をつかない存在。

それは水槽に囚われ、仲間を知らないうなぎ。

 

8年の刑期を終え2年の観察処分に、その間問題が起きなければ完全に釈放される。

身元引受人になってくれた住職の紹介で、廃屋になっていた理髪店で理髪業を営むことになる、刑務所で働き資格を取っていたのだ。

 

睡眠薬自殺を図った桂子(清水美沙)を助けたことから、新たな方向へお話は転がっていく。

お隣の船大工(佐藤充さん、良い味わい)、UFOの存在を信じている青年、町のチンピラ(哀川翔、こちらも良い味を出しています)。

身元引受人の住職とその妻(倍賞美津子、過去に訳ありの感じ、鉄火姐さんの雰囲気あり)

女性には現在進行形の大きな問題があり、山下にも刑務所仲間の高崎(柄本明)が執拗に絡んでくる。

山下は極力俗を避け、孤独の中に生きている、しかし高崎が俗を持ち込んでくる、高崎とは抑え込んでいる山下の一面かもしれない。

二転三転とトラブルが続くが、だんだん山下が心を取り戻していくのがわかる。

 

唯一の信頼できる友であるうなぎを海に放したのは、山下が囚われの心から解放されたからだろう、自分を赦すことができた、苦しくとも新しい人生に向かっていくのだ、船大工に聞いたうなぎの運命に自分を重ね合わせたからなのかもしれない。

 

凄惨な殺人シーンから始まり、意外とコミカルにお話が展開し、最後は山下にエールを送りたくなる、人の善意を信じようと思える温かな映画です。

密告の手紙など無かったのでは?山下の疑惑が膨らんで核心に至るということを言いたかったのかな、という気がしました。           YouTubeにて鑑賞