「ノマドランド」のクロエ・ジャオ監督が、シェイクスピアの名作戯曲「ハムレット」の誕生の背景にあった悲劇と愛の物語を、フィクションを交えながら描いたドラマ。北アイルランドの作家マギー・オファーレルが2020年に発表し、英女性小説賞と全米批評家協会賞を受賞した同名小説を映画化した。
16世紀イングランドの小さな村。薬草の知識を持ち不思議な力を宿したアグネス・シェイクスピアは、作家としてロンドンで活動する夫ウィリアムが不在のため、3人の子どもたちと暮らしている。ペスト禍のなかで子どもたちを守り奮闘するアグネスだったが、不運にも11歳の息子ハムネットが命を落とし、家族は深い悲しみに包まれる。
「ウーマン・トーキング 私たちの選択」のジェシー・バックリーがアグネス、「aftersun アフターサン」のポール・メスカルがウィリアムを演じ、「奇跡の海」のエミリー・ワトソン、「ブルータリスト」のジョー・アルウィンが共演。スティーブン・スピルバーグとサム・メンデスが製作に名を連ねた。第98回アカデミー賞では作品賞ほか計8部門にノミネートされ、ジェシー・バックリーが主演女優賞を受賞した。
2025年製作/126分/G/イギリス
原題または英題:Hamnet 映画.comより転載
「ハムレット」という歴史上の大傑作シェイクスピア作品の誕生の裏に隠された家族の物語を創作、映画化したというのがこの作品・・・かな。
ジェシ―・バックリー・・・心の中に抑え込んだ激しい情熱が爆発、というような演技が似合います、本作も熱演で、アカデミー賞主演女優賞納得、というか、今年のアカデミー賞ノミネートの女優、ライバルはエマ・ストーンしかいなかったのではないかと思ったのですが。
クロエ・ジャオ監督、『ノマドランド』の監督ですが、本作では作風がはっきりと表れているように思います。
そのはっきりが私の好みではない、感傷的過ぎるのです。
現実でも映画のアグネスのようなスピリチュアルで思い込みの激しい人は苦手。
ジェシ―・バックリーの演技は良いし、映像も音楽も瑞々しくてよいですが、描かれた女性像は、、、
『ノマドランド』には一人の女性の生きていく覚悟と言ったものが描かれていましたが、『ハムネット』に描かれていたのは、夫と妻の関係、母と息子の関係というもので、その関係性を除けると一人の女性が描かれていたか、そこにこそ説得力が欲しいな、と。
だめなものはだめで、厳しい評価でごめんなさいです💦
最終盤の「ハムレット」の舞台を観ての大団円もやりすぎだろうと、作為的なのも嫌いなのだわ~💦
ハムネットと父ウィリアム、このシーンが終盤に生かされていて、上手い!
シェイクスピアファミリー
シェイクスピアファミリーを描いた映画では、ケネス・ブラナー監督作の『シェイクスピアの庭』が面白かった。














