【棕櫚shuro第六号】作品紹介|武藤麻衣「軽蔑」(写真とお話) | ●Malu Cafe●

●Malu Cafe●

はじめまして、Malu Cafe(マルカフエ)です

マルカフェ文藝部「棕櫚shuro」第六号作品紹介

【ご予約開始】マルカフェ文藝部「棕櫚shuro」第六号|表紙・作品一覧公開

全作品一覧はコチラ

 

■作品 「軽蔑」

■文・絵 武藤麻衣

■あらすじ
あまりのことにびっくりして私の体ははじけ飛んでしまった。ぞうきんをしぼるみたいに、ありとあらゆる臓物と血管がぐぬりぐぬりと思い思いの方角へ向かって回転する。おれは北へ。わたしは南東へ。散り散りに粉砕した私は腐臭を垂れ流しながら、後悔と懺悔、それからたまに軽蔑をする(武藤麻衣)。

 

 

描かれている対象が軽蔑の対象なのか読んでいる人間が軽蔑を覚えることに軽蔑がうまれるのか軽蔑しようとすること自体が軽蔑されて然るべき思惑なのか、軽蔑が軽蔑を呼ぶ、揺さぶりのある作品です。爪をつかったプロテクタに、髪の毛ミッキーさんも満を持してのご登場。池上のギャラリー「パンタレイ・クラフト&アーツ」人間店主武藤麻衣氏による写真とお話。最高です。(中川マルカ)

 

ぜひお手に取ってご覧いただければと存じます。

 

マルカフェ文藝部 棕櫚shuro 第六号/A5判/184ページ/巻末カラー/定価700円/発刊日 二〇一八年  一月十一日/編集人 中川マルカ/表紙絵 なかの真実/発行所 マルカフェ文藝部

 

【ご予約開始】マルカフェ文藝部「棕櫚shuro」第六号|表紙・作品一覧公開

全作品一覧はコチラ