MBS/TBS放送「情熱大陸」の、心に残るナレーション | ま、いっか。のブログ

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MBS/TBSMBS放送の冠番組のひとつである、「情熱大陸」。

 

様々な分野で活躍する人たちをひとりひとり密着取材して取り上げ、紹介していくドキュメンタリー番組だ。

長い歴史の中でもとりわけ、2003年6月15日に放送されたプロロードレーサー、沖美穂さんの回で流れたナレーションが記憶に残っている。番組の締めくくりに流れたものだが、苦しい時の自分への励みの言葉としているので、皆さんにも共有したく、今回記事にさせていただきたい。

 

■沖美穂さんの紹介:

全日本選手権ロードレースは11連覇(1998年~2008年)。

キャリアのほとんどでチャンピオンジャージを着ていた。

 

サイクリスト あの日の夢~これからの夢 沖美穂さん(前編)「自転車の本場ヨーロッパ 日本人の考え方を捨てて戦う」【ファンライド】 (funride.jp)

 

以下、Wikipediaより引用。

2002年、日本人女子として初めて、欧州プロチームと契約を果たし(フランス籍のCA・マンテ・ラ・ヴィル・78)、同年のトロフェ・デ・グランプールを優勝。2004年のジーロングのレースで3位に入り、日本人選手として初めて、UCI女子ロードワールドカップ対象レースの表彰台に立った。その後、2006年のジーロングのワールドカップ第1戦で2位となった。この成績は現在もアジア人最高位である。オリンピックには、個人ロードレースでシドニー、アテネ、北京の3大会に出場した。
ジャパンカップサイクルロードレース(オープン女子の部)では1998年から2005年まで8連覇を達成し、2007年と2008年に2連覇、合計10回優勝を果たした。2008年の同大会を最後に現役を引退。

 

 

■番組の最後に流れた、窪田等のナレーション

 

…沖はうまく集団に入り込み、

十番手ほどの好位置をキープしていた。
 

だがその時、

アクシデントは起きた。

 

沖が1人コースからはずれている。

 

無線でメカニックの助けを呼ぶ。
 

溝にはまった前輪は、”パンク”していた。
 

すでに先頭から2分以上の遅れ。

最下位に落ちていた。
 

不運は続いた。

 

前輪と同時に後輪もパンクしていた。
普通なら、もうリタイヤしてもおかしくない。


しかしそこには、前を空けてくれと叫ぶ沖がいた。

いったい、どれだけ全力で走りつづければ、
そこにたどり着けるのだろう。

だが、この道を懸命に走り続けなければ、
そこにはたどり着けない。

この道の先に、彼女のアテネがある。


沖 美穂 29歳

ごまかさない。

逃げない。

決して諦めない。

 

 

■この放送回の動画を探しています。もし手持ちの人がいれば、連絡欲しいです。

 個人の閲覧の為だけに使用するので連絡いただけないでしょうか。

 ぜひよろしくお願いいたします。

 

2003年6月15日放送、

情熱大陸 プロロードレーサー:沖美穂 

~自分に嘘はつかない▽アテネ五輪に照準▽欧州ロード全力疾走!日本最速の自転車女王ド根性日記