口をとがらせて・・・
かわいい年長組の女の子が1人、
男の子5人を追い掛け回している。
男の子は、嬉しそうに逃げ回っている。
「誓いのキスが来る〜!」
「にげろ〜!」
要するにオリジナルの鬼ごっこ
<ルール>
*鬼は女の子
*鬼は「誓いのキス」を迫って追いかける
*「誓いのキス」をされないように逃げる
なんてシュールな鬼ごっこなんだろうか。
思わず笑ってしまったが、でもどこかで「誓いのキス」をそんな風に扱って欲しくないと思う自分もいた。
(笑)
口をとがらせて・・・
かわいい年長組の女の子が1人、
男の子5人を追い掛け回している。
男の子は、嬉しそうに逃げ回っている。
「誓いのキスが来る〜!」
「にげろ〜!」
要するにオリジナルの鬼ごっこ
<ルール>
*鬼は女の子
*鬼は「誓いのキス」を迫って追いかける
*「誓いのキス」をされないように逃げる
なんてシュールな鬼ごっこなんだろうか。
思わず笑ってしまったが、でもどこかで「誓いのキス」をそんな風に扱って欲しくないと思う自分もいた。
(笑)
これを ”2” とする!
〜5歳児の男の子と縄跳びをした時の話〜
男の子
「ねぇ先生!オレ、縄跳び出来るようになったんだよ!見て見て!」
私「見る!見る!」
彼は、縄跳び と 紙 と 鉛筆 を持ち、私を園庭に連れ出し、縄跳び(前跳び)を始めました。
彼は跳びながら、跳んだ回数を叫びます。
「1! 2! 3! ・・3回!」
そして、跳んだ回数 を持ってきた紙に記録していきます。
「1! 2! 3! 4! ・・4回!」
跳ぶ→記録→跳ぶ→記録
「1! 2!・・2回!」
その時です。
彼の記録の手が止まったのです。
そうです!
彼は、”2”の書き方を知らなかったのです。
彼は、鉛筆を握ったまましばらく固まっています。
私は、待ちます!
私は、彼に聞かれはじめて出番なので・・・
とにかく出番を待ちます。
・・・・・・・・・・
しばらくすると、彼の手が動き出し・・・
そして、言ったのです。
これを ”2” とする!
厳密に言えば、宣言したのです!
そして、恥ずかしそうに付け加えたのです。
「オレ、”2” が書けないからさ・・」
その後も、跳ぶ→記録→跳ぶ→記録を繰り返した彼は、宣言通り ”2” は、
私は、感動で震えました!
なぜ、感動したか・・・
それは、彼が自作の記号(表記)を ”2” の代替えとして規定したからです。規定とは「物事の在り様ややり方を決まった形に定めること」。
つまり5歳児が、ある単位(”2”)を規定し、自ら運用しているということです。
これは、すごいことです!
”重さ”や”長さ”を測る ”単位” や ”通貨” も、最初はみんな、彼がしたように規定され運用が始まっています。
生活する人々の間だけで共有されればいいのです。
そこに変化が起きるのは・・・
集団が大きくなろうとする時
小集団を統一しようとする時
私たちは、その結果生まれた単位を覚え運用して便利に生活しているわけです。
しかし、それは決して歴史上の話ではありません。現在進行形のことです。
(例えばユーロ:1999年決済用仮想通貨ユーロ導入、2002年現金通貨ユーロ発足)
現在、学校教育は、
「予測不能の世の中・出来事に対応できる力」
を子ども達に身につけさせる為に動いています。
ですから、”2”という数字を覚えることも大切!ですが・・・
それ以上に、”2”がわからなかった時にどう問題解決をしていけるのか?
が、もっともっと大事な力だと言えるのです。
「これを ”2” とする!」
子どもも大人も、この力を育てることを忘れてはいけない!
と、5歳児に教えてもらったのでした。!