子育て・教育において、【褒めて育てる】は、よく耳にするキーワードです。なかなか難しいと思いつつも、自分なりに実践している。そんな感じですかね。

 一方、その対極にあると思われているのが【叱って育てる】。勿論こちらは、誰しも出来る限り避けたいと思っていることなのではないでしょうか。

 

 しかし観点を変えてみると、実はこの2つは対極ではなく、むしろ似ているのではないかと、私は思うのです。

それは、大人の価値観の押しつけという観点です。

表現方法こそ対極なものの「褒めるに値する」「叱るに値する」・・・と評価している大人の価値観がそこに存在する点においては、全く同じと言っても過言ではないと思うのです。

 

価値観の押しつけは、子どもから主体性すなわち、自分で感じて考えて行動する力を奪いかねません。

そこで、【褒める・叱る】から少しだけ脱して、

<支えて育てる>ということを意識してみたいと思うのです。

支えるということは、子ども達に共感して応援していくことです。子どもへの共感と応援は、子ども達が自分で感じて考えて行動する原動力になることでしょう!

 

大人は子どもを支え、その子どもに大人は支えられる。

社会もそんな風に、優しく回ったらいいのにな・・・と思う今日この頃です。

 突然ですが・・・

みなさんには、いくつの役割がありますか?

 

【父】【母】【夫】【妻】【男性】【女性】【姉】【妹】【兄】【弟】【会社員】【仕事上の役職】【子どもの学校の役員】等々・・・

気がつけば、色々な役割を背負って、日々を暮らしているものですよね。

 

私の大好きな本 ”無所属の時間で生きる"(著:城山三郎)には、こんな素敵な言葉があります。

 

「無所属の時間とは、人間を人間としてよみがえらせ、より大きく育てる時間」

 

「無所属の時間の中で生き、そこで自分が見えてくる。【自分を見物する心】の大切さ。」

 

気がつけば、いくつもの役割を必死にこなす日々。

1日に5分でも、全ての役割から抜け出して、無所属の時間を作ってみませんか?  

きっと、その時間が自分自身に潤いを与え、活力を見い出してくれることでしょう!

・・・そんなことを思う今日この頃。

 「何事にも挑戦(チャレンジ)する子になって欲しい!」

 

確かに、挑戦(チャレンジ)することを抜きにして、何かが出来るようになることはありません。

だから大人は子どもにそう願います。

 

「挑戦(チャレンジ)することは大事よ!」と・・・。

しかし、子どもが思う存分挑戦(チャレンジ)するには、それだけの環境が必要だと思うのです。

周囲の大人は、果たしてその環境作りを行えているのでしょうか?

育児を取り巻く環境や個々の条件は様々です。でも、出来ることはあります。 

 

★大人にとっては小さくても、子どもにとっては大きな挑戦! 心から応援できているだろうか?

 

★挑戦には失敗が付きもの! 知らず知らずの内に、その失敗を笑ってはいないだろうか? 

 

改めて自分に問うて、子ども達の日々の挑戦に敬意を表したいと思うのです。

失敗しても何度でも挑戦できる環境を整えるのは、大人の仕事のように思うのです。

そして、それは大人の社会でも言えることだ・・・と思う今日この頃です。