「応援する心を持つこと!」

「応援してもらえる人になること!」

 

どちらもとても素敵なことですよね。また、そんな風に育って欲しい!と子ども達に願うのですが・・・

時々子ども達の口から、「がんばって!って言わないで!」という言葉を聞くことがあります。

そこで、何気なく使っている「がんばって!」について、改めて考えてみました。

「がんばって!」そこには、2つの意味があるように思うのです。

 

 ①つ目は、現状の頑張りを十分に理解した上での 純粋なる応援「がんばって!」。   

 ②つ目は、まだまだ現状に問題があり、認められない状態がゆえの もっとがんばって!」

 

同じ言葉でも、その背景にある思いかによって、随分と相手に届く思いも変わってきそうです。

何気なく日々多様している言葉だからこそ、十分な配慮がないと、日々子ども達を傷つけてしまうことになると思うのです。

 

私も今一度、改めて現状のがんばりを認めた上での純粋なる応援の「がんばって!」を発信できるようにしていきたいと思うのです。

でもって、欲を言えば「がんばって!」ではなく、「一緒にがんばろう!」ですね!

本当の意味で、素敵な思いを乗せたエールを送ることができたらいいなと思うのです。

そしてそれは、子どもに限ったことではなく、大人同士にも言えることだな・・・と思う今日この頃です。

   子どもにとっても、大人にとっても、新しい生活が始まる4月!

日本全国の幼稚園・こども園・保育所では、子ども達の涙がひときわ多い季節です。

 

涙の理由は、千差万別です。【悔しい涙】【楽しい涙】【痛い涙】【怒った涙】【寂しい涙】【甘えたい涙】【頑張りすぎた涙】【何かをごまかす涙】・・・

 

子どもの涙の真実を探ることは、周囲の大人の大切な仕事です。すぐに涙の真実に出会える事もあれば、出会えず仕舞いの事もあります。

そして涙の理由が千差万別なように、対応も千差万別です。「涙を止めて頑張ろう!」という事もあれば、「思う存分 泣けばいい!」という事もあるでしょう!

 

4月・・子ども達の<なみだ>の奥に隠された真実に、早く気付いてあげたいものです。

そして同時に、大人だって<なみだ>が出るものです。大人も、自分の<なみだ>の真実に、せめて自分だけでも気づいてあげて欲しい・・・と思う今日この頃です。

 教育の現場や子育てにおいて、よく耳にする言葉ですが、いざやってみようとすると「え?どうやって?」となりがちな、実はとても難しい課題のように思います。

そもそもが、「個性ってなに?」という話です。

奇抜な言動やファッションの事・・・なのでしょうか?

子ども達のいる現場で私がいつも思うこと、それは【個性】のない子って逆にいるのだろうか?ということです。

 

考えてみると、多くの場合、子どもを取り巻く周囲の大人が【個性】と認定したものだけが、【個性】として扱われていると感じるのです。

つまり、大人の力量ひとつで【個性】の概念すら変わってしまい、結果として持ち前の魅力的な【個性】が潰される事態を招いていると思うのです。

・・・と考えれば考えるほど、【個性】を尊重したり伸ばすることが、とても難しく思えてきます。

 

そこで私は、個性とは個別のペースのことだと、シンプルに考えることにしています。

個が持つペースは、100人いれば100通りです。育つペースも、物事に取り組むペースも、それぞれあって当然です。

 

教育の現場や子育てに携わる大人は、【個性】を尊重する!伸ばす!と難しく考えずに、ただ目の前にいる子どものペースに付きあってみるということが大切なのではないでしょうか。

そうすると、「わがまま勝手だ」「幼い」「何も考えていない」と思っていた子ども達に、実はすばらしい【個性】がすでに備わっていることに気がつくと思うのです。

 

それに気が付いた時、必然的に子どもに対する「尊敬の念」が生まれるものです。そして気がつくと、子ども達の【個性】を尊重し、伸ばしていることでしょう。

 

ま、そうは言っても、子どものペースに付き合うって、簡単なことではないですよね。(笑)

それでも、【個性】の取り扱いをわからないまま、むやみに【個性】を追い求めて、「個性という名の没個性(ボツコセイ)」には陥らないようにしたい・・・と思う今日この頃なのです。