夕暮れスパイ時。
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all we gotta do

気がつくと、床にうつ伏せで倒れていた事象を考察してみると、


宝くじが当たった時の使い道であった、


鎌倉ふらり旅をしている小生の影はどこにもなく、


ただただ、年が明けただけであろうと思われた。


だが、一つ変わったことといえば、部屋に新しいNPCが届いたことだ。


兼ねてから頑張っていたNPCも、時代の波に取り残され、


一人で作業を頑張っていたのだが、アメーバでの振る舞いや、


ある計画の為の作業ともなると、CPU的にもはや限界であった。


しかし、新たに送り込まれたこの子は一人ではなく、二人での作業を可能にしたのだ。


これで作業効率は二倍、幸せも二倍、悲しみは半分、さよならはいらない、


殺し屋の世界に同じ腕の者は二人もいらない、そういうと次元は徐にコンバットマグナムを取り出し、


小生に真っ直ぐ銃口を向けた・・・・・




                                        劇終




星に願いを

丁度今頃、小生には「ジャンボー、ジャンボー」、と


こんな単語をよく耳にする。


皆が期待と不安をその言葉に乗せているようで、


なにやらちょっとしたお祭りのような、あの時の胸の高鳴りや


滾る様な血の感覚が甦ってくるようだ。


いよいよそんな季節になったんだね、なんて


隣にいるアフリカの方とそんな話で盛り上がった。


まるでみんなが私の国の言葉で挨拶してくれているようだ、と


少し嬉しそうにアフリカの方は話してくれた。


しかし、宝くじなんて当たった例がない。


あんなの当たるわけないのだ。


小生、とても憤慨している。


バラで4セットなんて、当たるわけないのだ。


姑息にもバラで富を得ようなんて、虫が良すぎる。


3億円は狙わず、あわよくば高額当選なんて・・・。


これが当たったらなにしようかなー、そんな考えをめぐらすのが、小さな幸せなのではないかな。


今夜はハンモックに揺られながら、使い道をを考えようではないか。


今日も毛糸のパンツを穿いて眠るのでした。



sleep tight

小生は、お酒があまり得意な方ではない。


ビールなんて、コップ二杯で顔は紅潮し、地に足が着かなくなってしまう。


だから客にお酒を勧められようものなら大変だ。


グイグイ飲んでるように魅せて、そんなに飲んでない、そんな小芝居も、


顔色が変わってないのでバレてしまう恐れがあるのだ。


そんな時はせっせせっせと仕事をし始めると誤魔化すことができるので、


皆さんも試してみるといいでしょう。


そんな小生も最近では寝る前に、ロックグラスに氷を落とし、


日本酒を注いでキュッ、とやるのがなんだか楽しみになってきたのだ。


決め手は辛口ではなく、濃醇甘口だったからであろう。


小生は甘党なのだ。


ガラスを隔てた小さな世界で、日本酒が氷角を削り、視覚も舌覚もまろやかにしてくれる。


これ旨いんだろうか、これ旨いと言っていいんだろうかと


首を傾げて飲む酒は格別だ。


夢の続きをみれたら。


夢をみるのには記憶がいる。


記憶があるから夢をみる。


空っぽだったら、みなくても済んだのかもしれない。


楽しい夢も、悲しい夢も。


そんなことをふと、考えながら、


今日も毛糸のパンツを穿いて眠るのでした。