2024年7月4日豊中市立芸術文化センター小ホール
林太郎先生の新しい試み。
バッハがコンテンポラリーの音楽のあとで、語り出す。
ステージのピアノが、まるで父と子の対話のように、新しい音楽のあとで、父の面影が垣間見える。
新しい音楽を聴く耳の、さらに感度を上げてくれるようなプログラム。
モダンアートとバロックの彫刻が交互に置かれた美術館のプロムナードのようでした。
こんな風に、クラシックの中でも斬新な近現代曲に触れさせてもらえて、林太郎先生の音楽の配置に脱帽です。
そして、アンコールのリベルタンゴの炎の柱のような演奏が衝撃的でした。ピアノがえぐれるようなグリッサンド。
最後のアンコールは、「主よ人の望むの喜びよ」
美しい音楽で心を鎮めて終演でした。
阪急曽根駅前の創作和食「秋桜」にて