みなさまは
どんな人とつながりたいと思っていますか?
こんな人と出会えたらいいな
こんな人と話してみたい
こんな人のそばで生きていきたい
誰の心にも
理想とする人の姿は
きっとひとつやふたつあるのではないでしょうか
では、その「出会いたい人」と出会うには
どうすればいいのでしょう
遠くへ出かけること?
人脈を広げること?
運やタイミングを待つこと?
いろいろな答えがありそうですが
私が思う一番シンプルな方法は
少し意外なところにあります
それは
その人に「ふさわしい自分」でいること
人はよく
他人は自分の写し鏡だと言われます
少し厳しく聞こえるかもしれませんが
これは責めるための言葉ではなく
確かな真実だと思うのです
穏やかな人の周りには
どこか落ち着いた人が集まりやすい
誠実な人の周りには、
誠実さを大切にする人が集まりやすい
それは努力というより
自然な共鳴のようなものです
「どうして私の周りには
こんな人ばかりなんだろう」
そう感じることがあるなら
少しだけ自分の内側を見てみるのも
ひとつの方法かもしれません
それは、自分を責めるためではありません
ただ、今の自分が
どんな状態で世界と関わっているのかを
知るためです
ときどき私たちは
誰かが現れて
すべてをわかってくれて
導いてくれることを
どこかで期待してしまいます
とても立派で、やさしくて
迷いのない人が目の前に現れて
「大丈夫だよ」と手を差し伸べてくれる
そんな光景を
心のどこかで思い描くこともあります
でも、もし本当に
そんな存在に出会いたいのなら
順番は逆なのかもしれません
まずは、自分が
そのような在り方に
一歩近づいていくこと
完璧になる必要はありません
聖人のようになる必要もありません
ただ
誠実であろうとすること
人の話を丁寧に聞くこと
自分の機嫌を自分で整えること
そうした小さな積み重ねが
少しずつ自分の輪郭を変えていきます
すると不思議なことに
気づいたときには
周りにいる人の雰囲気も
静かに変わっていきます
出会いは
探しに行くものというより
整ったところに
自然と訪れるものなのかもしれません
自分がどんな人で在りたいか
どんな関係性の中で生きたいか
そこに正直になったとき
その思いに共鳴する人は
必ずどこかにいます
出会いたい人に出会う方法は
その人を待つことではなく
その人に近づいていくこと
自分を少しずつ整えながら
今日も静かに生きていく
その延長線上にきっと
出会うべき人とのご縁が
自然に待っているのだと思います

