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『 심장이 뛴다 』

日本題 心臓が脈打つ

2011.1.5 개봉

 

監督 윤재군(ユン・ジェグン)

 

*出演*
김윤진(キム・ユンジン)
박해일(パク・ヘイル)
정다혜(チョン・ダヘ)

 

母は強し 星星星星

命に重い軽いはあるか 星星星星星
明日はわが身かも 星星星星星

 

◇ ストーリー ◇

◇ ストーリー ◇

갈 사람은 가는 거고 살 사람은 사는 거지...
逝く人は逝き、生きる人は生きるものでしょう、、

 

生活に余裕もあり、安定的に生きてきた英語幼稚園の

園長であるヨンヒ(キム・ユンジン)。
夫を早くに亡くした彼女のただ1つの願いは

心臓に病気をもち長く病院生活を
送っている一人娘が元気になること。


ところが突然状態が悪化し、望みは”心臓移植”のみと

なるが、希少な血液型でもあり、提供者を探すのが難航。
そんなある日、ヨンヒは救急に娘と同じ型を持つ

脳死状態の女性が運ばれたことを知り、

唯一の保護者である息子に巨額の金を提示し

心臓提供を頼む。

 

代理運転でその日暮らしのフィド(パク・ヘイル)の

唯一の金づるは幼いころ自分を捨てたのち、再婚して

自分だけいい暮らしをしているオンマだ。
そんな息子に愛想を尽かし、絶縁して米国へ移民すると

宣言した直後倒れて脳死状態となってしまったオンマ。

 

心臓を一度は提供することに同意したフィドだったが、

自分が考えていたオンマの生活が実は自分が考えていたようでは

なかった事実が少しずつ明らかになってきたころ、

病室でオンマがかすかに

動いたように見えることに気づいて気持ちが変化する。

 

 

 

울 엄마 분명히 움직였어.내가 봤다고!
うちのオンマ、確かに動いた、俺が見たって!


어머님은 가망이 없으세요...아시잖아요!
お母様は望みがないです、、ご存知でしょう!

 

 

パク・ヘイルさんが好きなので、

2011年の古い映画なのですが

こんな映画あったんだ~と思って何気なしに

見始めたのですが、見終わった後、

 

「あ、これ見たことあったわおいで

 

と思いました。
最後まで気づかないというね。

(本も同じもの二回買うタイプ)

 

でも全く覚えてないということは、初めて見た時は、

それほど何も感じるものがなかったという

ことだったのかと思います。

 

でもこれは昔見たときと、

今は確実に感想は違うと言えます。

この映画の主題(テーマ)って何だろう?


臓器移植問題に関すること?
母子の愛情と葛藤?

 

いくつかはあると思いますが、今回強く感じたことは、


「命に優先順位はあるか?」


ということ。

今の世界情勢になってこそ

初めてこの問題を身近に感じるなんて、

今まで自分は随分平和にたまたま生きて

これたものだと思いました。

 

例えば、大きな災害が起こって多くの人が一度に負傷したら、

治療の優先順位を決めるために「トリアージ」という

制度がありますね。


もし自分や家族が後回しになれば平常心では

いられないでしょうけど、
止むにやまれずという状況では合理的な方法で

そうするしか仕方ないことです。

 

ですがこの映画のように、

 

”助かる見込みの薄い人生終盤の人”

 

がいて、その人の臓器提供があれば、

 

”生きられるかもしれない若いこれからの人”

 

がいる。

 

「もう充分生きたじゃん!だったらいいじゃん!

人生これからの人に譲ってよ!」


って理屈でこのヨンヒというお母さんは自分の娘のために

脳死状態の女性の息子であるフィドにせまるのです。
(そうはっきりは言わなくともともそうしか見えない)


なかなか手荒い手段も使ってきます。(そこは映画なので)

 

臓器問題でなくても限りある医療の中で、
今現在、イタリアでもある老人が若い子に人工呼吸器を

先に使わせてあげて自身は亡くなったというニュースを見ましたが、

それって美談なの?この世でとっても悲しいお話ですよね。

 

スペインの看護師さんは、

”50代の患者、80代の患者、どちらに人工呼吸器をつけるか

決めなければならない。地獄です”

と言っているのを見ました。

 

でももう日本も医療崩壊かという状況で、

もし命に順位がつけられるとしたら恐ろしいと感じました。


だって助かる見込みのある順ならまだしも、

 

「お金がある」とか「地位がある」とか「有名人だから」

 

なんて理由にそれが取って代わる可能性もあるでしょう?

 

 

まあこの映画では、もちろんそんないやらしい闇の部分までは

何も暗示するものはありませんが、ちょっと今現在の世界中で

起きていること、その状況が日本でもすぐそばに来ているだろう

ことをどうしても重ねてしまい、さらにずーーーんタラー

という気分になりました。

 

映画の結末がどうなるかはさて置いといて、、、、

 

 

というわけで、今この時期見る映画では

なかったかもしれないですね。
(途中で内容思い出せ!私!)

 

でもパク・ヘイルさんは相変わらず素敵でして、

それは大満足です!

 

 

by 요코☆

 

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