こんにちはBRANLUNDです。
今回は当時小学3年生の彼について。
初めて彼に会ったのは2014年2月1日。
ごく最近です。
ママの友達の方からの紹介で来院。
私がママに問診している間中部屋にあるソファに
ちょこんとお行儀良く座って待ってくれていました。
問診はたぶん30分以上続いたけれど、彼は何も言わず
ずっと黙って待っていてくれた。
彼は医療機関を受診して、診断名が「自閉症スペクトラム、学習障害」だったとのこと。
ふ~ん。。。。。ソファに座っている彼に突然私は話しかけてみることに。
私「こんにちは」
彼「こんにちは」
私「漫画を読むのは好きですか?」
彼、少し考えてにっこり「最近好きになりました。」とはっきり答える。
ちゃんと私の質問に答えてる。
自閉症????   
ほんとに~?

彼の悩みは、カタカナと漢字が読めない、覚えられないこと。



難読症なのかな。


難読症とは。
「学習障害の一種で、知的能力及び一般的な理解能力などに特に異常がないにもかかわらず、文字の読み書き学習に著しい困難を抱える障害である。」だそうです。

ママに彼の普段の様子を聞いてみる。
こだわりなし。情緒不安定なし。
運動は苦手。指示されてもすぐに行動できない。
ひも結び苦手。
縄とび大丈夫。食べこぼしなし。
聞いたことはすぐ忘れる。
読むスピードが遅い。
漢字・カタカナを覚えるのが苦手。
リャリョリョなどの拗音(ようおん)が苦手。
字が読めないので読解力がなく、
話の流れ、意味がよくわかっていないそう。
もちろん文章を書くのも苦手。
冗談は通じる。
集中力は好きなことに対してはあり、レゴ、工作などおやつを食べるのも忘れてし続ける。

漢字テストの勉強をしてもいつも10点20点だそうです。
覚えられないので本人も勉強を嫌がるとのこと。
国語の教科書を音読させても、読めない漢字とカタカナはとばして読み、
たどたどしく読む感じで、内容を理解しているのかどうかもあやしいとのこと。

1ヶ月後に遠くに引っ越すのでそれまでに治療を受けれるだけ受けたいとのこと。
いつも私と父が言うのが、最初の20回できるだけつめて治療を受けてください。
つめるってどういうことかというと、
可能であれば毎日。
変化を早く望むのであれば最低週3、4回治療を受けてほしい。
週1回の治療だとお子さんが風邪ひいたり、都合が悪くなったりで
20回までにいろいろあって半年かかる。
もちろん半年かけたって発達の変化はもちろんある。

でもね、半年待てるママってどれくらいいるのだろう?
ツボ押しなんかで改善するのかどうか半信半疑で来られ、
お金も時間もエネルギーも使って
本当に改善するのか不安でいっぱい。
待てない人もいる。

それは私もしょうがないって思っている。
人には人の都合っていうものがある。
ご縁というものもある。

広島友和クリニックに来られる患者さん達、
西洋医学ではどうにもならない患者さん達ばかり、
わらにもすがる思いで来られる方ばかり。
私の父はそんな患者さん達がどうすれば少しでも、
1ミリでも良くなるのだろうと
毎日毎日ずっとずっと考えている、
65歳になったって
信じられないくらい勉強しつづけている。
会えばわかる。彼のもつエネルギーがすごいってことに。

子曰く、吾 十有五にして学に志す。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。

と言った父の特別な日の姿。

天命、

なんだろうね。