ワタクシたちが同居を始めるきっかけは舅だった。
咽頭がん切除の手術を受けなければ、余命は半年。
「余命は半年」というコトバだけが一人歩きして
築2年も経過していない持ち家を売り払い、
築40年の超和風建築に住む義両親との同居を始めた。
再発して再手術を受けたりもしたが、11年間。
抗がん剤投与することもなく、飲んだくれながらも生存していた。
退院して4日後、ワタクシたちは久しぶりすぎる舅の癌検診へGO!!
再手術してから2年くらいは、なんとか検診に付き添い通っていたのだが、
ある時から舅は待ち時間中に抜け出して飲酒をするだけではなく
検診予約日の朝からベロンベロンに酔っ払っていて
いつしか検診に行くことをやめてしまい、その日は4年ぶりの検診だった。
かつてのように私と電車で病院に行くことができないため
夫が運転してワタクシも付き添い3人で行く予定だったのだが・・
出発予定よりも40分早くに姑は
「おはようさん。ワタイはもう準備できてんで」と待ちきれない様子。
震えるーっ!
狭い空間でのマシンガントークが1時間は続くのだ。
しかも、強制相槌システムも発動されるだろう。
もう、車中だけでも寝たフリするしかないな。
ハイ&ローな対照的な老夫婦。
舅は退院してまだ、数字なので断酒は続いているからか、体力がないからか、静かだ。
姑「ワタイかてな、しんどいせぇ、不整脈がひどうて・・」
何でも誰かと張り合いたい気性がグイグイ来てます。
姑は血圧は高いのと性格以外は問題なしだと、かかりつけ医のお墨付き元気ババァ高齢者。
ワンマンショーは車中だけでなく、病院に到着してからも続き、帰りの車中でも続いた。
家に着くと姑は満面の笑みでこう言い放った。
姑「あー、エラい気ぃ遣って疲れたわぁ」
詐病自慢と親族やご近所の誹りと信憑性が疑わしい噂話がてんこ盛りの6時間。
姑以外は皆、どっぷり疲れましたdeゴザイマス。







