同居嫁のため息 -3ページ目

同居嫁のため息

久しぶりに帰って来ましたぁ! 実録、「渡る世間…」。

ワタクシたちが同居を始めるきっかけは舅だった。

咽頭がん切除の手術を受けなければ、余命は半年。

 

「余命は半年」というコトバだけが一人歩きして

築2年も経過していない持ち家を売り払い、

築40年の超和風建築に住む義両親との同居を始めた。

 

再発して再手術を受けたりもしたが、11年間。

抗がん剤投与することもなく、飲んだくれながらも生存していた。

 

 

退院して4日後、ワタクシたちは久しぶりすぎる舅の癌検診へGO!!

再手術してから2年くらいは、なんとか検診に付き添い通っていたのだが、

ある時から舅は待ち時間中に抜け出して飲酒をするだけではなく

検診予約日の朝からベロンベロンに酔っ払っていて

いつしか検診に行くことをやめてしまい、その日は4年ぶりの検診だった。

 

かつてのように私と電車で病院に行くことができないため

夫が運転してワタクシも付き添い3人で行く予定だったのだが・・

 

出発予定よりも40分早くに姑は

「おはようさん。ワタイはもう準備できてんで」と待ちきれない様子。

 

震えるーっ!

狭い空間でのマシンガントークが1時間は続くのだ。

しかも、強制相槌システムも発動されるだろう。

 

もう、車中だけでも寝たフリするしかないな。

 

ハイ&ローな対照的な老夫婦。

舅は退院してまだ、数字なので断酒は続いているからか、体力がないからか、静かだ。

 

姑「ワタイかてな、しんどいせぇ、不整脈がひどうて・・」

 

何でも誰かと張り合いたい気性がグイグイ来てます。

 

姑は血圧は高いのと性格以外は問題なしだと、かかりつけ医のお墨付き元気ババァ高齢者。

 

ワンマンショーは車中だけでなく、病院に到着してからも続き、帰りの車中でも続いた。

 

家に着くと姑は満面の笑みでこう言い放った。

 

姑「あー、エラい気ぃ遣って疲れたわぁ」

 

詐病自慢と親族やご近所の誹りと信憑性が疑わしい噂話がてんこ盛りの6時間。

 

姑以外は皆、どっぷり疲れましたdeゴザイマス。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月はバレンタイン・デーがある楽しい月。

玄関もバレンタインっぽく

情熱的なレッドカラーでアレンジしてみた。

 

 

年に1度、この時期は普段は入手できないショコラが

バレンタイン特設会場的なところに並ぶので

ワクワクなんデスYO !

 

ご褒美チョコ買いまくり!

bubó BARCELONAはスペインのペストリーショップ。

2005年に誕生して、もうすぐ15年目を迎えるの。

バルセロナ3店舗、アブダビ、ドバイ、東京に各1店舗。

 

ショコラトリーではないけれど、美味しいので紹介しちゃう。

 

東京では表参道のポールスチュアートの角を道なりに曲がって、

1ブロック目(幼稚園の角)を左に曲がって少し歩くと見えてくるのよ。

ガラス張りの高級ブティックかジュエリーショップのような佇まいが!

 

もうね、ワクワクしちゃうよね。

ちなみに2Fの Cafe スペースではお食事やお茶もできるんデスYO!!




 

「東京へお越しの際は是非!」と関西在住なのに言いたくなっちゃう。

 

 
ジャンドゥージャチョコレートは私の中ではかなりお気に入り。
へーゼルナッツが大きめでシアワセを噛み締めちゃう。
 
ちなみに夫はマカデミアナッツが好きらしい。
どんだけ、ハワイ好きなんだよってカンジ(笑)

 

 

肺に溜まった水を抜く手術を行ってから

舅の体力は一気に落ちていた。

 

トイレにはなんとか自分で行くことができるが、

このままだ歩行が難しくなることは目に見えていた。

 

退院後の生活設計が必要となり、

退院後すぐにケアマネさんと介護プランについて検討の機会が訪れた。

 

介護サービスの契約を交わし、

まずは立ち座りしやすい座椅子、お風呂用の椅子の購入。

椅子やベッドから起立するための補助器具のレンタルを申し込んだ。

 

 

新築当初から介護時期を見据えて老世帯は設計していたので、

お風呂や生活動線に工事なども少なく、出費は最小限となった。

 

介護プランとしては、

週に6日の訪問リハビリと週に2回の訪問看護。

ひと月後にはお試しショートステイが提案された。

身内の不幸などで家を空けなければならない際に備えるためだと説明があった。

 

食事は宅食を勧められたが、見栄っ張りの姑は完全に拒絶。

 

姑「そんな訪問なんちゃらみたいな、知らん人が家にくるのは抵抗あるわぁ」

舅「来てもらえるんやったら、お願いしたいけどな」

 

舅のひと言でプロの手を借りることの大切さをケアマネさんが話を進めてくれた。

問題は食事にもある。元々、姑は自分の好きなものしか用意しない。

私が届けていた食事も舅には食べさせずに自分だけが食べていたのだ。

 

不安が残るがこれで一歩前進である。

 

DelRaYはベルギーの高級老舗ショコラトリー。
日本では銀座にショコラトリーとパティスリーがあるのデスYO!!
 
有名なダイヤモンドショコラ。
本店がある北ベルギーに位置するアントワープは
ダイヤモンドの取引の中心地としても有名。
永遠の愛を贈るのにはピッタリのショコラかもね。
 
お気に入りはタブレットが4種のミニツイストの詰め合わせ。
 

 

あと、オランジェットもラヴ💕






でもさー、やっぱり愛する人に贈るより

ご褒美ショコラだよねぇ。

 

 

 

 

猛暑の日々を通り抜け、朝夕は過ごしやすい季節がはじまったばかりだった。

退院当日、姑は積極的に舅のお迎えについて来た。
病室では、沈んだ表情の舅がパジャマのまま、ベッドに腰をかけて待っていた。
あんなに毎日会いたがっていた姑と元の生活が始まるというのに・・・
人の気持ちとは複雑なものである。

姑は看護スタッフの方々をまるで観客と捉えているかのように
演技たっぷりめで良い妻である高齢者を装う。

姑「お父さん、よかったなぁ・・ホンマによかった。お父さんの好きなものいっぱいこさえて来たから早よ着替えて、家帰って食べよな」

虚言か妄言なのか・・・端から見ているワタクシたちは呆気にとられた。

私「お昼作ってあるみたいだし、車で帰るんだから、家に帰ってお風呂に入ってから着替えたらいいんじゃないの?」
姑「アカン!アカンで!決まり悪やろ」
私「みんなそんなに(あなた方夫婦に)興味ないと思うよ。本人の好きにさせてあげたら?」
姑「お父さん、アンタがさっさと着替えへんから、また悪者にされるわ。うちの嫁はキツい鬼嫁なんですよ」

看護スタッフの方の方を姑が振り返ってアピールタイム。

「お嫁さん、毎日来てくれはって、お散歩してくれはって、実の娘さんやと思ってましたよ」と担当看護師がアシストしてくれたが、

聞こえないふりの姑は、舅の着替えを強制執行。

姑「スパさんがええわ。スパさん食べに行こ」
車に乗り込むなり、強い口調でランチはパスタがいいという。

夫「さっき、お昼ご飯用意してるって言うてたやん」
姑「は?そんなん言うてへんで。今日はもうクチがスパさんやねん」

私たちはここで確信した。
あれは虚言でも妄言でもなんでもない。
演技だったのだ・・・。

あ、姑はカルボナーラ完食してました。
すごい食欲でご満悦のあの表情・・ずっと忘れない。
Jean Charles Rochouxはパリで人気のショコラメゾン。
まるで、boutiqueのような洗練されたパッケージデザインは流石、パリって感じ。
 
2018年、青山に日本発上陸。
美術館のようなメゾンは外観もステキですが、
中に入ると空間美が素晴らしい。
 
ワタクシが最初に出会ったのは
キウイフルーツがゴロゴロ入ったフルーツタブレット。
もう、死にそうに心奪われました。
 
今回、足を運んだバレンタイン特設コーナーに
Jean–Charles Rochouxを発見!
 
6つのボンボンにも魅了されてしまった!
 
 
 

 

必要以上の砂糖を使用しないで、
素材の自然な甘みにこだわっているショコラは
カカオの深みとすっきりとした味わい、素材の風味が素晴らしい!
まさに大人のおしゃれなショコラ。
 
これは、即買いした自分に納得。絶品!
 

 

 

主治医から退院計画が告げられる。

 

素晴らしき外面の姑は糸のように細い目を更に細くして泣き出した。

姑「先生、ありがとうございます。早よ帰ってきてほしいって毎日言うてるんです」

 

え???今、なんて?

 

月末には退院の予定との説明があり、

要不要は定かではないが、退院に備えて、いくつかの検査をするとのことだった。

 

ワタクシの病院詣もあと1週間でお役御免となる。

ほっと胸を撫でおろした。

 

病室で待つ舅は姑の見舞いにご機嫌である。

毎日通っている私には見せない笑顔に、

嬉しいような虚しいような複雑な気持ちが沸き起こる。

 

帰りの車で仏頂面の姑をからかう夫。

夫「お母さん、泣くほど嬉しかったんとちがう?なんでそんな顔してんねん」

姑「アホ言わんといて。いっこも嬉しいなんて言うてへん」

夫「早よ帰って来てほしいって毎日言うてるんやろ(笑)」

姑「アホらしなってくるわ。」

 

あの涙は、喜びではなく、哀しみだったのか・・それとも怒り?

 

ベルギーの老舗店Corne Port-Royal。
日本には店舗がなく、バレンタインシーズンに百貨店に並んでることもあるみたい。
ベルギーには数店舗あって、空港でも買えちゃうメジャーさん。
甘いのがお好きな方にはオススメ💕
とはいえ、リンツほどガッツリ甘いわけではなく、
そこはベルギーだなぁ・・と感心しちゃうわけでデス。
 

 

ちなみに価格もカジュアル。

 

 

 

 

舅の予後はまったく良くなる兆しはない。

そうなると急性期病棟の保険点数問題である。

 

どれだけ不安を訴えようが、こればかりは仕方ない。

世の中は世知辛いものなのさ。

 

主治医から退院予定についての説明を受けるために

夫の運転で病院に向かう。

 

姑はランチという名の人参に釣られて、

後部座席にご機嫌で座っている・・。向かう先は病院なのに。

いつもとは違うルートで病院に向かう。

 

姑「今日は何食べさせてくれるんかな♪」

上機嫌である。

 

もうすぐ訪れる「してやったり感」にワクワクするワタクシ。

恐らく数日間は姑を悪態をつき続けるだろうが、

多少のリスクは致し方ない。甘んじて受け入れるさ。

 

病院が見えて来ると、後部座席の姑が声を荒げる。

姑「どないなってんの?ご飯食べに行くのとちゃうんか!?」

夫「食べに行くで、ここにかてあるやろ、食堂が(笑)」

 

助手席のバイザーについた鏡で姑の顔を見ると・・

ブツブツと小さな声で文句を言っている姑のへの字口が

当社比2倍で口角だだ下がりである。

 

高鳴るテンションを悟られないようにするので精一杯デス YO!!