
~2004年10月(5年前)~
ピレネー山脈の麓の山道 周りがみえない程の雨でした
中世にタイムスリップしたかのような 人ひとりいない町は
ちょっと疑問を感じるくらいで
静かな町を車で通りぬけた直後に わたしは人生初めての事故にあいました
それはそれは車が爆発するほどの大事故で
次の日の新聞の一面に載ったほどの人生の転機的事件
背骨と腰の骨を折ってしまいました
助けにきた救急隊員たちの覗きこむ顔と オレンジに光る制服をいまでも思い出します
その時を思い出すと オレンジがレスキュージャケットの色として使われているのが、納得


オレンジの至福は生きることそのものを愛することです。
オレンジの明るさが ショックとトラウマを吸収してくれるのです。
そこはフランスとスペインの国境の町 『ルルド』の郊外だったので
わたしはルルドの病院に運ばれ そこにしばらくいることになりました。
ルルドとは聖母マリアの聖地で わたしもそこを訪れた帰り道でした
『ルルドの泉』伝説を知っているでしょうか
1858年2月、村の14歳の少女ベルナデッタ・スビルーが郊外のマッサビエルの洞窟のそばで
薪拾いをしているとき、初めて聖母マリアが出現したといわれています。
※以後18回にわたって、マリアは出現する (詳細は略します)
持病があったベルナデッタに「聖母」は、
「泉に行って水を飲んで顔を洗いなさい」と言いました。
近くに水は無かったので、近くの川へ行こうとした少女に「聖母」が
「洞窟の岩の下の方へ行きなさい」と指差しました。
泥水が少し湧いてきて、次第にそれは清水になって飲めるようになったのです。
これがルルドの泉の始まりです。
マッサビエルの洞窟から聖母マリアの言葉どおり湧き出したといわれる泉には
治癒効果があると信じられています。
「奇跡的治癒」の報告は多く、中にはカトリック教会の調査によっても
公式に認められた「科学的・医学的に説明できない治癒」の記録さえ数例あるのです。
カトリック教会が「奇跡的治癒」を認めることはとても稀なことです。
聖母マリアの聖地である その土地には ぺールブルーのイメージがあります
窓からみえる山 大聖堂からきこえてくる鐘の音
巡礼者のささやく声
Blueの穏やかさと安らかな落ち着き その中に大聖堂の厳格さと巡礼者の悲しみもあります
Blue それは大気の色だから守護の人。
Blueを選んだ人やBlueの質の人は、すでに守られているという導き
ルルドは町全体が、ぺールブルーのまくがかかっているような世界なのです
日本人など歩いていない、小さな町。病院やホテルで出会った人々は
同じセリフをわたしにくれました。
「ここの町でよかったわね・・、守られているわ。」
当時はわからなかったけれど、今ならわかります。
わたし生きていることが奇跡かも。って。
人は、自分以外に守るべきものができた時、本当の強さが生まれると思います。
この週末、守りたい人に連絡してみるのは、いかがでしょう?
Love mariko