夏目漱石の妻といえば鏡子夫人。
鏡子夫人の長女・筆子の娘である半藤末利子さん(つまり漱石の孫娘)は、漱石関係のエッセイなどを書いておられるが、鏡子夫人に関するもの (*) もある。
夫人の父親は中根重一という人。新潟病院の副院長を務めたりしたが、やがて東京に戻って貴族院の書記官長職に就く。
中根氏には6人の子息があったが、そのうちの4人は娘で、その長女が鏡子だった。
中根氏は長女の鏡子が小学校(昔の小学校だ)を卒業すると、女学校に通わせず、「全科目の家庭教師」をつけて、自宅で学ばせたという。
ただし、進学とか就職なんてことは論外なわけで、家庭教師たちは鏡子をおだてるだけのことであったと思われる。
そんな鏡子が癇癪持ちというか、精神的に不安定な漱石と夫婦になったのだから、面白い。
* 半藤末利子『夏目家のそれから』(PHP研究所、2024)
なお、鏡子夫人の下の次女と三女とは、女学校(現・学習院)に二頭立ての馬車で通ったのだとか。
そして、彼女たちは世間的に成功者とみなされる男のもとに嫁いでいる。
鏡子夫人の長女・筆子の娘である半藤末利子さん(つまり漱石の孫娘)は、漱石関係のエッセイなどを書いておられるが、鏡子夫人に関するもの (*) もある。
夫人の父親は中根重一という人。新潟病院の副院長を務めたりしたが、やがて東京に戻って貴族院の書記官長職に就く。
中根氏には6人の子息があったが、そのうちの4人は娘で、その長女が鏡子だった。
中根氏は長女の鏡子が小学校(昔の小学校だ)を卒業すると、女学校に通わせず、「全科目の家庭教師」をつけて、自宅で学ばせたという。
ただし、進学とか就職なんてことは論外なわけで、家庭教師たちは鏡子をおだてるだけのことであったと思われる。
そんな鏡子が癇癪持ちというか、精神的に不安定な漱石と夫婦になったのだから、面白い。
* 半藤末利子『夏目家のそれから』(PHP研究所、2024)
なお、鏡子夫人の下の次女と三女とは、女学校(現・学習院)に二頭立ての馬車で通ったのだとか。
そして、彼女たちは世間的に成功者とみなされる男のもとに嫁いでいる。
