ネットゲームとか言われても、やったことがないから何とも言いようがない。

私の PC ゲームといえば、Windows で無料でプレーできる Solitaire をやってるくらいだ(おかげで、最近は Windows ばかり使っている)。

ある記事に、

 The Elder Scrolls Online (ESO), a spin-off of the hugely popular fantasy RPG series from Fallout makers Bethesda, has been played by 24 million people and made $2bn since it launched.

 (Fallout というゲームから派生した、Bethesda 社の The Elder Scrolls Online (ESO) というゲームは、非常な人気を博し、公開以来2400万人がプレーし、これまでに20億ドルの収益を上げている

と書かれているのを見た。

同じ記事の中に、こんな英文もあった:

 So an Elder Scrolls take on the genre seemed, on paper, like a sure-fire hit to many.

 (そして、Elder Scrolls はそのジャンルに参入したわけで、理屈の上では、当然に多くの人を引き付けてヒット作となるはずであった

ところが実際には伸び悩むことになったのだが、それはともかく、その英文の sure-fire という語が面白く感じられた。

「確かな火」? 辞書には

 usually prenominal certain to succeed or meet expectations; assured

 ([名詞の前に置かれるのが普通] 成功する/期待に応える ことが確実な;保証された

とあった (→ Dictionary.com [sure-fire])。

なぜ「確かな火」がそんな意味になるのかというと、19世紀米国の広告にまで遡る。

初期のライフル銃の性能では、引き金を引いても不発に終わることもあったのだが、確実に発射できる銃だという意味で "sure fire" という表現を宣伝文句に謳ったことに由来するらしい (→ English Language & Usage [Sure-fire])。


◎ 引用した英文の出典 (BBC, 2024-06-18)
  Building a $2bn online game by breaking the rules
  → https://www.bbc.com/news/articles/c511z0n9gr5o