梅干はしょっぱい派・甘い派


 


Amebaグルメ部


 



 梅干しに しょっぱい のと 甘い のと、2通りのものがあるとは知らなかった。

 梅干しといえば、しょっぱさ と すっぱさ が合わさってるとばかり思っていた。

 母の実家に梅の木があって、よく生る年とそうでもない年があったが、それを送ってもらったり採りに行ったりして、その梅を自家製の梅干しや梅酒にしていた。

 しかし、その梅の木も年老いて、まともに実らなくなり、貧弱な実を啄むのはカラスくらい。

 それに合わせるように母も老い、とても独力では梅干しや梅酒を作ることも出来かねるようになった。

 少年老い易く ・・・ ではないが、老いるのは人間ばかりではない。


 甘い夢 ・・・ ならぬ 甘い梅干し を味わうことがあるかどうか分からないが、食卓に供するのなら しょっぱい梅干しの方が合う気がする。