エマ・ラドゥカヌ (Emma Raducanu) という英国のプロ・テニス・プレーヤーを取り上げた記事のタイトルに

 ... as grass season begins

とあった。

grass は「草」のことだが、ここでは特に「芝生」のこと。

grass season というのは、テニスの試合に出る季節、「いよいよ大会に復帰する」という意味合いなのだろう。

ラドゥカヌは4月のマドリード・オープンで初戦に敗退して以降は試合に出場していない。

昨年、右手首と踝を手術し、手首についてはもう1度手術を受けている。

満を持しての復活劇なるか。今日、ノッティンガムの試合に登場するのだが、初戦の相手はエナ・シバハラ (Ena Shibahara = 柴原瑛菜) という日本の選手。

柴原は両親は日本人だが、米国生まれ。自ら日本国籍を選択して "日本人" になった選手である。

そしてラドゥカヌの国籍は英国だが、生まれたのはカナダ。父親はルーマニア人で母親は中国人だ。

さて、試合結果はどうだったのだろう。


◎ 記事 (BBC, 2024-06-10)
  Raducanu in 'really fit place' as grass season begins
  → https://www.bbc.com/sport/tennis/articles/cevv84q9nl9o