そんなこと、我々には関係ないともいえるのだが、クイズの問題くらいにはなるかもしれない。

ちなみに、日本の「国民の祝日」は何日ある?

Wikipedia [国民の祝日] によると、16日あるそうだ。

ただし、振替休日も含めたものは「国民の休日」という名称になり、日数はもっと増えることがある。

16日だけとしても、1か月の半分の日数だ。「定休日」や「有給休暇」、さらには「育児休暇」まで入れると、そういうものを取れる人の休日というのは、年間で相当な日数になるだろう。


米国で日本の「国民の祝日」に相当するのは federal holiday(s) と呼ばれるものが相当すると思われる。

それは年間で何日あるだろう? さぁ、お答え下さい。

正解は ・・・ 11日です。


ところが、同じ米国でもワシントン D.C に限っては、さらにもう1日、連邦政府公認の休日がある。

それも、4年に1度だけ。

さて、それはどういう日なのでしょうか? 「4年に1度だけ」というのがヒントです。

 -- ウ~ム ・・ オリンピックでもなさそうだし ・・・

はい、時間切れ!

答えは Inauguration Day で、大統領の就任の宣誓式の行われる日で、1月20日。

その日にワシントン D.C. の都市部で仕事をする人は、すべて休日 (有給休日) となる (よそから来る人も同様の扱い。ただし、ワシントン D.C. で働く人であっても、その日に別な場所にいたら適用されない)。

その宣誓式の日が日曜日にあたっていたら、どうなる?

その場合には、そもそも宣誓式が翌日にずれるので、翌日が休日になり、日本式にいえば 振替休日 みたいなもので、連休になる。

そんなふうなことが米国商務省のホームページの [Holidays] を見ると出ている。


* USA Today (2024-05-25) の How many federal holidays are there? Make sure you don't miss your days off in 2024-25 という記事を見たので書いてみました。